モスフードサービスは、2月9日(火)から3月下旬まで、「2015年ミラノ国際博覧会」(ミラノ万博)の日本館フードコートにて限定販売された「モスライスバーガー とりの照り焼き」(400円)を、全国のモスバーガー店舗で販売する。
さらに、全国47都道府県で実施されたタウンミーティングや、お客様相談室に寄せられた要望の中で、最も復活を望む声が多かった「モスライスバーガー 焼肉」(390円)が定番メニューに仲間入り。この他、すべてのライスバーガーのライスを20%増量するなどして、2月以降、ライスバーガーを強化していく。
1月25日に開催された新商品発表会で、モスフードサービスの櫻田厚代表取締役会長(兼社長)は、「バンズを使わずに米で作ったライスバーガーは、“和のハンバーガー”として、ミラノ万博で驚くほど大きな話題を集めました」と、ミラノ万博会期中に得た、確かな手応えを明らかにした。
続けて、「全国で実施したタウンミーティングにおいても、復活してほしい商品の第1位に焼肉ライスバーガーが選ばれました」と述べ、外国人、日本人の双方から人気の高い商品であると説明した。「やはり日本人は“米”であるということを実感していただければ」と、アピールしていた。
国内初登場のライスバーガーを実食!
国内初登場となる「モスライスバーガー とりの照り焼き」は、直火で焼いた鶏の照り焼きを、グリーンリーフやオニオンスライスと共に、ライスでサンドした一品。皮はこんがり、中はジューシーに焼き上げた鶏のもも肉に、醤油ベースのテリヤキチキンソースがよく絡む。
記者が試食してみたところ、味の組み合わせとしては照り焼きチキン丼に近いものだったが、1番特徴的だったのは、モチモチしたライスの食感。コク深いオリジナルマヨネーズとの相性も良く、期待を裏切らないおいしさに仕上がっていた。
発売当時の味を再現した「モスライスバーガー 焼肉」
待望の復活を遂げる「モスライスバーガー 焼肉」(390円)は、1990年から2012年まで販売された商品。今回の再登場にあたり、発売当時の焼肉ダレの味を目指して作り上げたという。醤油をベースに長ネギや生姜、リンゴ果汁などを加えて風味を引き出しているそうだ。
柔らかく旨味のある牛バラ肉に、濃いめに味付けされたタレが染み込んでおり、ライスと合うことは言うまでもない。日本人で良かった!と実感せずにいられない、至福のハーモニーを堪能できる。
なお、ライスバーガー強化に向けた取り組みの一環として、朝限定のセットメニュー「モスの朝ライスバーガー 朝御膳」で提供している「豚汁」(290円)を、終日単品でも販売する。カツオと昆布のダシがしっかりと感じられる「豚汁」に、モスバーガーの日本食に対する想いが表れているように思えた。
ミラノ万博で絶賛された「モスライスバーガー とりの照り焼き」と、多くのファンが復活を待ち望んだ「モスライスバーガー 焼肉」。日本食の魅力が詰まった、新しくもどこか懐かしいバーガーを、この機会にぜひ味わってみてほしい。【東京ウォーカー】