北区の旧古河庭園にある紅梅が見ごろを迎えている。例年よりも2週間ほど早い開花だ。
紅白の梅が見ごろ
旧古河庭園は武蔵野台地の高低差を活かした国指定文化財の庭園。小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配しているのが特徴だ。
見ごろなのが、18本の梅の木が植樹されている梅園。現在、暖冬の影響で昨年12月末より咲き出した7本の紅梅の内3本が満開となっている。さらに、少し遅れて蕾がほころび出した9本の白梅も徐々に開花し始め、2月初旬までは紅梅と白梅を楽しむことができる。
また、1本の木に淡紅色と紅色、白色の3色の花をつける珍しい品種「思いのまま」があり、白梅とともに3月上旬ごろまでは来場者の目を楽しませてくれる。
「暖冬の影響でとても早く紅梅が見ごろとなり、白梅はこれから花が開き始めるので、いつもよりも長く梅を楽しんでいただけると思います。ぜひ、春の訪れを感じにいらして下さい」(同園サービスセンター)。
縁起のいい紅白の梅花が咲き誇る姿を観賞して、初春の訪れを感じてみては?【東京ウォーカー】