タカラトミーは、西日本旅客鉄道が4月に開業する「京都鉄道博物館」とコラボレーションした鉄道玩具プラレール「京都鉄道博物館スペシャルセット」(希望小売価格・税抜4400円)を、4月上旬から、全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売場や、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」等で発売する。
プラレール「京都鉄道博物館スペシャルセット」は、日本の近代化を牽引してきた鉄道を展示する「京都鉄道博物館」の開業を記念して企画された特別な商品。博物館の展示の見どころでもある、500系新幹線電車やC62形蒸気機関車、トワイライトエクスプレス、103系大阪環状線など、歴史的に価値のある車両から親しみのある身近な車両まで、バリエーション豊かな4車両がそろう。
博物館来場の思い出やお土産にもぴったりな「京都鉄道博物館スペシャルセット」。鉄道ファン、プラレールファン注目のその内容を詳しく見てみよう。
C62 2号機蒸気機関車
1948年から、D52形蒸気機関車を改造して製造された蒸気機関車「C62形蒸気機関車」。通称シロクニ。東海道本線や山陽本線などで運用された日本最大最強の旅客用蒸気機関車で、大きさだけではなく、1954年に狭軌鉄道の蒸気機関車では最高速度となる時速129kmを達成した。
トワイライトエクスプレス
“ゆったりとした雰囲気で鉄道旅行の楽しさを満喫していただく”をメインテーマとして、1992年から運転を開始した豪華設計の寝台特急。日本海の深い緑にトワイライトを表す黄色の帯が付いている。惜しまれながら2015年に大阪駅~札幌駅間の運転を終了した。
500系新幹線
JR西日本が時速300km以上の営業運転を目指して1996年に登場させた車両が500系新幹線。16両編成9本の合計144両が製造されたが、2011年以降は8両編成となり、現在は山陽新幹線で「こだま」として活躍している。
103系大阪環状線
101系の後継として設計された車両で、加速減に優れているため主に駅間の短い路線に用いられた。1964年から1984年までの間に3400両以上がつくられ、同一形式で最多の数量を誇る、まさに日本の通勤電車の代名詞といえる車両だ。【東京ウォーカー】