2月7日、映画「薄桜鬼SSL ～sweet school life～ The Movie」の舞台挨拶が大阪・心斎橋にあるシネマート心斎橋で行われ、キャストの中村優一(土方歳三役)、木村 敦(沖田総司役)、稲垣成弥(原田佐之助役)が登場した。
同映画は、大ヒットゲーム「薄桜鬼」のスピンオフゲームである「薄桜鬼SSL ～sweet school life～」の実写化劇場版。本作は、新撰組のメンバーをメインキャラクターに、舞台を現代の学園にうつしたラブコメディだ。バレンタインや卒業を前に、元男子校に入学した只一人の女子生徒・雪村千鶴をめぐり、それぞれのキャラクターたちが熱い思いを胸に奮闘するというストーリー。果たして、恋のキューピットは誰に微笑む!?
中村は、「仕事を一時休んでいて、復帰後はじめての仕事がこの舞台挨拶で、こうやって大阪に来ることが出来てドキドキしています」と挨拶。一方稲垣は「大阪は1年前の舞台以来でした。ただいま～！」と観客に向かって叫び、「地元じゃないだろ！(笑)」とほかの二人からツッコミが。和やかな雰囲気の中、舞台挨拶はスタートした。
雨男だという中村。現場にも多くの雨男がいたが、今回の舞台挨拶の日が雨になったらどうしよう、と心配していたのだとか。それに対して木村は「東京から大阪に入るにつれて、だんだんと雲行きが怪しくなってきて『やばいやばい！』となってました(笑)」と心配しながらも、少し楽しんでいた様子。
もうすぐバレンタインということで、司会者からバレンタインに関する質問が。中村は、「やっぱり期待する日ですね。くれるっていうだけですごい。前もって準備してくれていて、がんばってるというか。でも貰ったことがない僕が言うのもあれですが。」と熱弁をふるいながらも、最後にはまさかのオチをつけてコメント。稲垣は、中村からの「もらったことある？」という質問に「うんうん」と少し照れながらも自信ありげにうなづき、木村は「僕の場合はタダでチョコを貰える日だと思っているんで。逆に『ちょうだい！』って言ってました」と、それぞれのバレンタインの思い出を披露した。
最後は「みんなが面白かった！と伝えてくれたら嬉しいです」(稲垣)、「SSLの映画が大ヒットするようにみなさん、よろしくお願いします！」(木村)と二人が挨拶したあと、「(舞台、ドラマ、映画の)1年間たっぷり愛情を注いできました。この劇場版を通して、僕たちの愛を届けることができればと思います」と、リーダーらしい中村の挨拶で、イベントは締めくくられた。
同映画は、シネマート心斎橋(大阪)、T・ジョイ京都(京都)で上映中。
【取材・文＝関西ウォーカー編集部】