2月14日(日)、両国にある回向院で子供向け音楽博覧会「ほくさい音楽博」を開催。世界中の音楽を見て、聴いて、触って楽しめるイベントだ。
世界の音楽が一堂に
葛飾北斎の生誕地である墨田区周辺の子供を対象にした音楽プログラム「ほくさい音楽博」。世界中の楽器に触れてもらい、その歴史を学び、練習を重ね、発表を行うことで、北斎のような世界に通ずる感性を育成することを目的に行われている。
当日は、事前公募で集まった小学生による発表会をメインに、各界の一流講師陣による各種体験会やライブを楽しめる。
13時から行われる演目は、文楽や歌舞伎などの音楽としておなじみ、「音曲の司」とも称される義太夫節を子供たちが三味線とともに語る。また、16時半からはドラム缶から作られた音階のある打楽器「スティールパン」の発表会と講師によるデモ演奏も。どちらも昨年から小学生が練習した成果のお披露目となる。
体験会は、15年にスティールパン世界大会に出場し9位に入賞したPanorama Steel Orchestraによる「ドラム缶なのにキラキラした音!スティールパン体験」や、元・西幕内筆頭敷島の浦風冨道による「お相撲さんから教えてもらえる!相撲甚句体験」などが行われる。
「5回目の開催となる今年は講師もプログラムもパワーアップ!子供たちも本番に向けて、メキメキ上達しています。はじめは恥ずかしがってたり、なかなかコツが掴めなかったりしていた子供たちも、最終練習日にはすっかり成長した姿を見せてくれました。発表が楽しみです。当日は未就学児から大人まで、丸一日楽しめるように、さまざまなプログラムをご用意していますので、ぜひ、ご家族で遊びにいらしてください!」(広報の西村さん)。
珍しい楽器演奏が体験できるイベントで、世界の音楽に触れてみよう。【東京ウォーカー】