牛タン弁当!地酒!組ひも!東北の逸品集まる物産展が大阪・近鉄上本町店で2月22日(月)まで開催

関西ウォーカー

東北の岩手県、宮城県、福島県の人気商品を集めた物産展「みちのく いいもん うまいもんin 大阪」が近鉄百貨店上本町店(大阪市天王寺区)で2月16日~2月22日(月)に開催されている。

同展は、2011年の東日本大震災で被災した地域の中小企業や小規模事業者の販路開拓支援を目的とし、ほかに福島県や東京でも開催される。3県合せて39社532品という多彩な商品が一斉に集まる物産展となっている。

そんな物産展で記者が印象に残った4店舗をご紹介。

岩手県からは2店舗を紹介。1店舗目は、有限会社 組羅人(くらんど)の、桜の花柄が組み込まれた組紐シリーズ。「震災が起こったとき、組ひもの仕事に携わっており、この組ひもで被災地に花を咲かせたいと思った」と同社代表取締役の山内秀幸さんが話すほど、思い入れのある商品だ。人づてで徐々に人気が出てきており、数年前には岩手県市長会会長賞も受賞した。手頃なストラップ(2,160円)から、豪華な帯じめ(41,040円)まで用意されている。

2店舗目は、株式会社 山田の牡蠣くんの「山田の牡蠣くん(小)」(1,300円)。オリーブオイル漬けの燻製された牡蠣は、独特のクセがなくなりとても食べやすくなっている。なお、震災前の岩手県は、築地市場シェアNO.1を誇るほどの牡蠣の名産地だったとか。

宮城県からは牛たんのせんだいの「極上とろ牛たん塩仕込み弁当」(2,300円)。仙台名物の牛たんだが、この弁当に使用されている「とろ牛たん」は、舌1枚から50~60gしかとれない希少部位とのこと。また会場では、オーダーを聞いてから調理されるため、出来立てのアツアツ弁当が食べられる!

福島県からは、榮川酒造の「榮川 特別純米酒」(1,338円)。福島県は全国新酒鑑評会で金賞を受賞した蔵元の数が3年連続最多となるなど、酒の名蔵元が揃っており、そんな蔵元の一つが「榮川酒造」。「榮川 特別純米酒」は、おだやかな香りと純米酒特有のコクのある旨みが活きている日本酒となっている。

ほかにも、弾力があってジューシーな、大阪初登場のいわいどり唐揚げ(1パック800円)や、ご当地グルメの祭典でグランプリを取ったこともある「なみえ焼そば」(1パック400円)など、あげればキリがないほど、多くの人気商品が販売されている。

2月20日(土)、21日(日)には同県の人気ご当地キャラクターも集合!それぞれ、11時、13時、15時から撮影会が実施されるが、登場キャラクターが異なるので、詳細はHPを確認しよう。

開場時間は10時~19時まで。最終日の22日(月)は17時までとなっている。

【取材・文=関西ウォーカー編集部 小笠 智子】

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