大人気となった「大人の塗り絵」に続く“オトナ用図画工作”ブームのきざしが見えている。子供の頃、ツルなどを折って遊んだ折り紙が、“オトナ用”になって登場!? 新宿高島屋10階のアートグッズ売場では、オブジェ風のユニークな動物や妖怪が折れる“オトナの折り紙”がひそかな人気を集めている。
このオトナの折り紙、通常のものとの一番の違いは、その立体感。一般的な折り紙は無地が大半だが、オトナの折り紙は紙にあらかじめ図柄が描かれているのが大きな特徴。また、折り方のアドバイスがついているので、数分間で簡単に“オブジェ風の作品”が作れる。
折り紙は、全てデザインユニットの「cochae(コチャエ)」のもの。サイズは13.5cm四方で、デザインはさまざまだ。新宿高島屋では売場に大きなオトナ折り紙で折った鳥を置いたディプレイのおもしろさもあり、毎日多くの人が足を止めるという。
「男女さまざまな方がおいでになる売場ですが、予想外の売れ行きに驚いています。売場のディスプレイもユニークなので、ぜひごらんください」と話すのは高島屋広報。
新宿高島屋にはユニークな動物や滑稽な怪物、七福神やロシアの伝統人形マトリョーシカまで、思わずクスッと笑えるユーモラスな折り紙たちが大集合。たまには子供の頃に返って、無心に手を動かしてみては。【東京ウォーカー】