2月19日、なんばグランド花月(大阪市中央区)にて「M-1グランプリ2015リターンズ」が開催され、2015年12月に行われた「M-1グランプリ」のファイナリストたちが2か月ぶりに再集結、ネタを披露した。
同イベントには、「M-1」第11代王者に輝いたお笑いコンビ・トレンディエンジェルのほか、銀シャリ、ジャルジャル、スーパーマラドーナ、和牛、メイプル超合金、馬鹿よ貴方は といったファイナリストの7組、さらに、アインシュタイン、かまいたち、学天即、さらば青春の光、セルライトスパ、ダイアン、天竺鼠、とろサーモン、ニッポンの社長、POISON GIRL BAND、モンスターエンジンなど、準決勝に進出した11組もイベントに出演。大会では見れなかった幻のネタが披露されただけでなく、「M-1」にまつわる裏話も繰り広げられ、会場は昨年の決勝大会さながらの爆笑に包まれた。
イベントのラストには、優勝賞金の1000万円をトレンディエンジェルに贈呈する授与式も行われた。コンビ名にちなんで、1000万円分の1万円札で作られた“エンジェルの翼”が授けられ、斎藤司は堂々と「斎藤さんだぞ！」のギャグを披露して会場を沸かす。念願の賞金1000万円を身に着け、巻き起こった笑いに大満足の表情を浮かべていたところ、司会のメッセンジャー・あいはらに「エンジェルというより、蛾やで」と、すかさずツッコミを入られる場面も。
イベント後の取材で、1000万円の使い道を聞かれた斉藤は、「とりあえず貯金ですね。確定申告も怖いですから」と語り、相方のたかしは「Suicaにチャージします」とコンビそろって慎重なコメント。また、斉藤は記者から話題の結婚について聞かれると、「指輪の内金は70万円だけ入れました！」と笑顔で告白するも、「だけど、まさかこんなかたちで賞金を受け取ることになるとは思っていなかった…。これじゃ残金をすぐに払えそうにない」と、困惑の様子をみせて笑いを誘った。
この日の模様は、ABCテレビと一部地域にて、3月5日(土)午後4時からの放送予定。
【文・取材＝関西ウォーカー編集部】