2月22日、日産自動車の「NV200タクシー」が、「OMOTENASHI Selection(おもてなしセレクション)2016」の金賞を受賞した。この賞は、“おもてなし”の精神にあふれた製品やサービスを、日本から世界に紹介するプロジェクトであるOMOTENASHI NIPPON実行委員会が、「日本のおもてなしを世界のOMOTENASHIへ」を合言葉に2015年から実施しているもの。日本人の有識者と日本在住経験のある外国人によるグローバルな視点で選定し、受賞対象を決定する。その中で、評価の高かったものに金賞が授与される。
選定における重要なポイントは、「日本らしく、現代の生活を豊かにし、世界に通じる、ついつい人に伝えたくなる、優れたOMOTENASHI体験を提供する商品・サービス」であるかどうか。さらに「おもてなしのこころを感じる優れた顧客体験を創出するか」「商品/サービスそのものの価値・クオリティが高いか」なども条件としており、総合的に評価している。
金賞を受賞したNV200タクシーは、イエローキャブを思わせる黄色いボディカラーが印象的なワゴンタイプのタクシーだ。広々とした室内空間と大容量の荷室スペースを備え、スムーズな乗り降りが可能な大開口オートスライドドアや、クルマの真上の風景が見られるパノラミックルーフ、広い足元スペースなど、さまざまな機能を実装している。それらの要素が世界に通じる“OMOTENASHI体験”を提供する商品である、として高く評価された。
まさしく“世界のNISSAN”というキャッチフレーズを具現化したNV200タクシー。街中で黄色いタクシーを見かけたら、停めてみてはどうだろう。【東京ウォーカー】