風間俊介と中川翔子がドラクエアリーナショーを語る!

東海ウォーカー

国民的ゲームソフト「ドラゴンクエスト」シリーズをベースにした日本初のオリジナルアリーナショー「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」が、7月22日(金)のさいたま公演を皮切りに全国5会場で開催される。

公演に先立ち、メインキャストである若き剣士・テリー役の風間俊介と、最強を夢見るおてんば姫・アリーナ役の中川翔子が2月19日、中京テレビを訪れ、名古屋公演の意気込みを語ってくれた。

元々ドラクエシリーズの大ファンだという2人。風間は「自分がファンだからこそ、ファンとして自分が見たいテリーを作り上げる、というのが大前提。そのうえで、『なるほど、テリーならそうするだろうな』と観客が納得する、説得力のある演技をするつもりです」と話してくれた。

中川は「アリーナは、みんなが大好きな最強のお姫様。そんな彼女を演じられるというのは、本当に幸せな半面、いちファンとして、変なアリーナは絶対に許せない。なので、そんなプレッシャーと喜びと興奮で!もう、混乱しております」と興奮気味の様子。

さらに中川は、役作りについて「課題はレベル上げ(トレーニング)ですね」と答えてくれた。「この作品は、全編アクションがあります。運動が苦手な私がアリーナ役と発表されたとき、ドラクエファンのみなさんは『お前、大丈夫か!!』と不安になったと思うんですが、私もファンとして、同じように思いました」と告白。

しかし、そんな反響もポジティブに捉え、「アリーナも最初はレベル1から強くなった。私も、努力が経験値として積み上がると信じて、今はバレエのレッスンやストレッチなど、日々トレーニングに励んでいます!」と続けた。

同作は、日本初のライブスペクタクル作品に加え、“参加型”もテーマの一つとなっている。これに対し、風間は「ドラクエは、プレイヤーが主人公。そして一番最初に『名前を入力してください』というメッセージが出ます。この“名前を付ける”という行為は、自分の子供やペットにそうするように、愛着の象徴でもあります。今回は、この“名前”にこだわって進んでいきそうです」と内容の一部を明かした。また、「ライブは音楽、芝居は人だと思うんですけど、このライブスペクタクルツアーは、“世界観”が売りのショーになるのでは」と語った。

ドラクエの魅力について中川は、「ストーリーの中に、親から子に託された思いを次の世代に託す、というテーマがあります。私の場合、亡くなった父が歩んでいた道を偶然辿ることがあったりと、『あ、これドラクエみたい!』と思うことが度々ありました」と自身の経験を語った。さらに、「ゲームを通じて、喜びも悲しみも全ての瞬間に意味があり、経験値となって未来につながるということを教わりました。そんな大切な作品に、自分の全てを賭けて恩返しがしたいです」と意気込みを見せてくれた。

名古屋では、全国に先駆けていち早く追加公演が決まるなど、大きな盛り上がりを見せている。この夏、日本初のオリジナルアリーナショーで、未知の体験をしよう!【東海ウォーカー】

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