トヨタ自動車は、現在開催されているジュネーブ国際モーターショーで新型クロスオーバー「TOYOTA C-HR」を世界初披露した。日本では2016年内に、欧州では2017年初旬から販売を始める予定となっている。
C-HRの注目ポイントは、なんといってもそのデザイン。「センシュアル スピード-クロス」をデザインコンセプトとして、SUVのたくましい足回りにスピード感あるボディを融合し、“大人の色気”が表現されている。ダイヤモンドをモチーフとしたフロントマスクは、ボディからホイールに至るラインが美しい。多面体をイメージさせるボディと、大きく張り出したホイールフレアから構成されるフロント部分は、ワイド感と踏ん張り感が感じられるデザインだ。
もちろん、スムーズな走行性能やアイポイントの高さを生かした見通しのいいドライビングポジションなど、クロスオーバーに求められる基本要素も押さえている。加えて、高い環境性能も追求。ハイブリッドシステムをコンパクトにし、軽量したことや、エンジンの最大熱効率40％の実現によって、優れた燃費性能も手に入れている。
独特な存在感を持つトヨタの新型クロスオーバー。今年中の販売まで続報を待て！【東京ウォーカー】