真田家の隠し湯として、池波正太郎の名作「真田太平記」にも登場する、信州別所温泉の上松屋旅館(長野県上田市)は、 真田幸村をテーマにした一人旅専用客室、「真田戦国部屋」が3月15日(月)からオープンした。
戦国時代の部屋を現代風に和モダンアレンジし、一人旅に快適な空間と設備を備えた客室で、戦国時代風の陣や囲炉裏をイメージした家具を配置。落ち着いたライティングと真田のイメージカラーでもあるレッドとダークブラウンを基調に、赤備えの兜や真田家の家紋六文銭をあしらった家具や小物を取り揃えた。館内には、真田十勇士の切り絵や、真田にちなんだ日本酒や書籍も多数用意されている。
上松屋旅館自慢の会席料理は、「真田赤備え会席」を用意。 同宿の特徴でもある地産地消にこだわった地元食材や野菜を中心に、地鶏・真田丸などを取り入れ、 食器は赤を基調としたオリジナル和会席が提供される。
別所温泉は、1400年の歴史があるといわれる信州最古の温泉地で、大河ドラマ「真田丸」の放送開始後、真田の歴史を巡る観光客でますます人気となっている。
幸村巡り旅の宿として、創業147年の別所温泉上松屋旅館は、最高の一軒だといえるだろう。【東京ウォーカー】