3月12日、サンリオピューロランドの最寄り駅「京王多摩センター駅」にて、同駅のリニューアルを記念するセレモニーが開催された。
京王多摩センター駅のリニューアルは、夏頃までにかけてヨーロッパの街並みをイメージした装飾を施し、駅に降りた瞬間からサンリオピューロランドの世界観を楽しんでもらえるようにするもの。
あいさつに立ったサンリオエンターテイメントの野村高章常務取締役は、「最近は個人のお客様が増えており、ますます駅を利用する方が増えるのではないか。サンリオにとっても京王電鉄さんにとっても初めての試み。英断に感謝し、盛り上げていきたい」と期待をのぞかせると、続く京王電鉄下川学相模原管区長は「ハローキティをはじめとするサンリオのキャラクターという心強いパートナーと力を合わせて、生まれ変わった京王多摩センター駅を、すべてのお客様が気持ちよく、安全快適に利用できるよう、誠心誠意努力していきたい」と意欲を語った。
その後行われたテープカットには、駅長姿のハローキティをはじめ、マイメロディ、リトルツインスターズ(キキ&ララ)、ポムポムプリンら、サンリオの人気キャラクターが登場。ハローキティが名誉駅長に就任することが発表されるなど、華やかなテープカットセレモニーとなった。
またハローキティのヘッドマークと、サンリオのキャラクターたちがあしらわれたラッピング電車が、この日から8月末まで運行されることも併せて発表。セレモニーの後には、事前に招待された約20人のお客さんを乗せて橋本駅間を往復。
この日参加した、多摩市内在住の市橋さん家族は「サンリオピューロランドのファンクラブで知って応募しました。家族全員、ピューロランドが好きでよく行きますが、キティちゃんとこんなに身近に会えるのはなかなかないので楽しかったです」と、名誉駅長姿のハローキティとのグリーティングを楽しんだ。
今回は第1弾として改札付近をリニューアルしたが、夏頃までには濃紺、ゴールド、ワインレッドといった落ち着いた気品ある配色で、ヨーロッパの街並みをモチーフにした駅としてグランドオープンさせる予定。駅から始まるサンリオワールドを早く体験してみたい。【東京ウォーカー】