マツダは「Mazda MX-5 RF(日本名:マツダ ロードスター RF)」を3月23日に世界初公開した。
同車は「オープンカーの楽しさを身近なものにする」という先代ロードスターが追い求めた価値を引き継ぎながら、従来の考え方にとらわれることなく、さらなる進化を目指して開発されたという。
「Mazda MX-5 RF」は、なだらかに傾斜するルーフラインが特徴のファストバックスタイル。独自のリアルーフ形状と開閉できるバックウィンドーで、今までのロードスターにない開放感を実現した。さらに電動ルーフは、時速10km以下ならば走行中でも開閉が可能なフル電動式へと進化した。また、2シーターオープンスポーツの限られたスペースに、効率的に収納ができるよう構造を見直し、ファストバックスタイルでありながら、ソフトトップモデルと同じ荷室容量を実現している。
パワートレインは、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」と「SKYACTIV-G 2.0」のどちらかが搭載されるが、こちらは販売地域ごとに異なる。ちなみに北米仕様車には、「SKYACTIV-G 2.0」が搭載される予定だ。
ロードスターの意思を受け継ぎ、進化した新モデルは、どんな走りを見せてくれるのだろうか。日本で発売される日が待ち遠しい。【東京ウォーカー】