マツダは、デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」の造形の魅力を際立たせるボディカラー「マシーングレー」を、3月23日に世界初公開となった「マツダ MX-5 RF(日本名:ロードスター RF)」に採用した。
クルマがただの鉄の塊ではなく、“命あるもの”という考えのもと、ドライバーとクルマの関係を、まるで愛馬と心を通わせるかのように、エモーショナルなものにする。そのためにマツダが追い求めるのが、魂動デザインだ。新色であるマシーングレーは、その魂動デザインを象徴するボディカラー「ソウルレッド」に続いて導入される特別塗装色。今春より北米から発売予定の新型「マツダ CX-9」にも採用されており、今後幅広い車種に展開する予定だという。
カラーも造型の一部であると考える同社は、魂動デザインのダイナミックかつ繊細な面構成を際立たせるカラーの開発に力を入れている。マシーングレーでは“機械の持つ精緻な美しさの追求”をテーマに、力強い陰影のコントラストと表面の緻密さを高次元で両立することで、金属の質感を表現したという。
新たなカラーが発表され、マツダはこれまでとは異なる魅力を備えたといえる。同社より発表される車種から、今後も目が離せない。【東京ウォーカー】