今年60歳を迎えるやしきたかじんが、橋下徹大阪府知事と番組で共演した際に、「大阪を明るく元気に!」をテーマに意気投合。たかじんが発起人となり、ひとつの団体を立ち上げた。その名も「OSAKAあかるクラブ」! 「OSAKA」を「明るく」「LOVE」な街にするべく、今後様々なイベントを展開する予定だ。
「橋下さんは1つのみならず、2、3のレギュラーの番組に何度も出演していただき、また平松大阪市長は、30数年前からラジオでご一緒させていただいた方が市長になったと。知り合い、しかも仕事仲間が知事と市長に。100回生まれ変わってもこのようなことはないだろうと」
イベント第一弾として、あかるクラブのユニフォームTシャツを制作。1枚3000円(税込)で、公式HP(http://akaruclub.jp/)上でのインターネット販売をスタートした。1枚ずつにナンバリングがプリントされ、自分だけの番号を胸に、「あかるクラブ」への入部ができる。このユニフォームTシャツの収益は、「御堂筋イルミネーション」や「OSAKA光のルネサンス」など、大阪市が推進する光の街づくりに活用されるのだ。
たかじんが直接本人に電話して入部を表明した有名人も多数。桂ざこば、宮根誠司、香西かおり、ピーター、清原和博、桑名正博、真弓明信、片岡篤史、徳山昌守、天童よしみ…。
「これだけ歌手が集まったんやから、来年にはコンサートイベントも考えてます」とたかじん。「先日東京の居酒屋でベロンベロンに酔ってる時に、『兄がお世話になってます』と近づいてくる人がいて。それが秋元康の弟! 酔ってたから、「兄貴(秋元康)に大阪市をテーマに詩を書いてくれ!」と言ったら、電話がかかってきて、了承してもらえました。それやったら作曲は、大阪でしばらくのんびりしとった小室哲哉にお願いしたい(笑)」。そんなたかじんの願いも、ひょっとしたら叶うかもしれない。子供から80くらいのおばあちゃんまで、みんなで踊れるようなダンスイベントを企画するなど、たかじん流のイベントが続々登場しそう。
8/22からスタートする「水都大阪2009」を含め、今年の大阪は面白くなりそうだ。
【関西ウォーカー編集部/薮伸太郎】