東京・銀座のフォトギャラリー「RING CUBE(リング キューブ)」にて、7/29(水)より原寸大の動物を再現した写真展「銀座どうぶつ園」が開催される。
この写真展は、「ほぼ原寸大の写真による動物園を銀座4丁目に出現させよう!」というコンセプトのもとに、動物写真家・前川貴行氏の作品を展示するもの。実際の動物園でもあまり見ることができない動物たちの生態の一瞬、顔のキズ跡、皮膚の質感などを捉えた作品約50点を、ほぼ原寸大で展示している。
なお、この写真展では、「写真を通じた新しい体験の提供」を目指し、リコー総合デザインセンターのデザイナーたちが、レイアウト、展示方法などの空間デザインのほか、ポスター、チラシ、3種類のハガキなども担当して総合的にプロデュース。全長約5mのゾウなど、誰もが楽しめるように工夫が随所に盛り込まれているので、是非、この機会に子どもと一緒に訪れてみるのはいかがだろうか?
「RING CUBE」は、単に「写真を展示する場、鑑賞する場」にとどまらず、写真を楽しみ、写真を通じての自己表現を志す方々が集える場所、写真の可能性を広げていく拠点を目指しており、今後も、プロアマを問わず、幅広く写真家を紹介する企画を開催していく予定だ。
【作家プロフィール】前川貴行(まえかわ たかゆき)・・・1969年2月24日東京都生まれ。1987年、私立和光高等学校卒業後、エンジニアとしてコンピュータ関連企業に勤務。26歳の頃より写真を独学ではじめ、97年より動物写真家・田中光常氏の助手をつとめる。2000年よりフリーの動物写真家として活動を開始、日本、カナダ、アラスカを主なフィールドとして内外の野生動物の世界をテーマに撮影に取り組み、カメラ雑誌、総合誌のグラビアなどに作品と文章を発表。2008年度「日本写真協会賞新人賞」受賞。