【関西珍百食】Menu5 ネットで話題の「井上鍋」を作った!食べた!

関西ウォーカー

加古川のかつめし、岸和田のかしみんなど、関西のあちらこちらにある地元限定グルメ。

そこで、またまた知らなかった“噂”のグルメを見つけてしまいました! そして、ときめいちゃいましたっ!

取材で訪れた「キンリューフーズ」(大阪府茨木市)は、焼肉のタレをはじめドレッシングやスープなど様々な調味料を製造&販売する企業。その企業で主力商品である焼肉のたれ「金龍中辛のたれ」を使った、噂の鍋の存在を広報のご担当さんから教えていただいた。

「んんっ、焼肉のタレで作る“な・な・な… なべぇぇぇ…?”」

それが今回、大紹介したい「井上鍋」なのです!

では説明を。名の通り井上さん家で生まれた鍋は、いつものように井上さんが野菜炒めの調味料として使っていた金龍中辛のたれを入れ過ぎてしまい、薄めるために水を加えて煮たところ「こりゃ、うまいっ!!」とうっかりミスから誕生した鍋なのだ。そしてインターネットで紹介するや各メディアも取り上げるなど、話題のオリジナル鍋となったそうな。

ということで、好奇心旺盛の編集部でも「井上鍋」を作って食べてみました。

場所は編集部の特設キッチン(会議室横)。今回はスタンダードに具材は「井上鍋の作り方」のホームページに掲載されている鶏肉、キャベツ、もやし、ししとう、そして懐かしの味、タコさんによく変身する赤ウインナーさんだ!

まずは、キャベツを豪快にざく切り。そのほかの具材もスープがよく染みこむように切り目を入れるといったHP通りの小細工を施し(赤ウインナーはもちろんタコさん)、仕込み完了。そんでもって空の鍋を火にかけ、ゴマ油を敷いて鶏肉を炒めると「こりゃたまらん、これだけでご飯3杯はいけそっ!」。なんとも香ばしい香りがしてきた。そしてお水を投入してコトコトと煮立ち始めたら、鍋の主役となる金龍中辛のたれを味見しながら投入だっ!

この時点の鍋のビジュアルを見て一同、「大丈夫かいな…?」と半信半疑の様子。

なので、スープの濃度をみるため記者がちょい味見…。「あっ!」とりあえずニッコリと顔だけで意味深なリアクションを。

そこから野菜類を投入して一気に煮立たせる。今回はホームページにも載っているオススメの具材・キムチを加えて、軽くピリ辛にアレンジすることに。調理開始から約20分、井上鍋は完成! いよいよ念願の実食だ!!!!

見た目は普通の鍋。でもスープが焼肉のタレ。さてそのお味は…大丈夫か。

編集部一同が一斉に「パクッ」。その瞬間、ほれほれほれっ「キターーーー!!!!」「うんまーーーー!!!!」の大合唱だー!!!!

「オーバーやなー」と思いつつ、記者もいっただっきやーすと一口。「はぅわっ、うみゃい(うまい)、うみゃ過ぎる(うま過ぎる)」と、これまた大げさすぎるほどのリアクション! いや、お世辞抜きに「うんまいっ!!!!!」。

金龍中辛のたれはもともと濃厚な焼肉のタレだが、その濃さが各具材にしっかり染み渡り、ニンニクの芳醇な香りもガンガン食欲をそそらせ、辛くもなく、決して甘すぎることもなく、なんだ? このマイルドな刺激は!!!! 鍋を食べているのに、でも後味はまるで焼肉を食べているかのような…不思議だ! く・くクセになりそうっす! マジで〜!!

この独特な臭いに誘われて特設キッチンには、校了中で忙しい編集部の面々も。また、昼食から戻ったばかりながら、編集長も一口するや「うまいっ!」と絶賛。あっという間に4人分の井上鍋はスッカラカンに。で、残りのスープを使ったシメには即席麺を投入。これがまたうまいっ! また、ご飯を入れて玉子を落としてもいいかも…などなど、あーだこーだアレンジを議論しつつ、編集部の井上鍋初体験は見事大成功に終わりました。

これから鍋の季節、ぜひご家庭でお試しあれ。

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