シネ・リーブル博多駅で、石原裕次郎23回忌特別上映を開催!

九州ウォーカー

7/17(金)、昭和の大スター・石原裕次郎が亡くなって23度目の夏を迎える。生前の裕次郎ブームを思い出すべく、シネ・リーブル博多駅では、7/11(土)〜31(金)にかけて、「YUJIRO 23rd MEMORIAL」と称し、石原裕次郎23回忌特別上映を行う。日活主演作約90作品の中から、厳選した映画主題歌ベストヒット3作品、福岡でロケを行った3作品を特別上映する。

センセーショナルな銀幕デビューを飾ったのは1956年。兄である石原慎太郎原作、芥川賞受賞「太陽の季節」の映画版への出演から、俳優としてのキャリアを歩み始める。その後は、空前の大ヒットを生んだ「嵐を呼ぶ男」など数々の映画で主演を務め、日活の黄金時代を築き上げてきた。抜群のスタイル、精悍なマスク、その人懐っこさも相まって、誰からも愛されて憧れの対象となる。彼のファッションや歩き方さえブームとなったほどで、カリスマと呼ぶにふさわしい男だったことは疑いの余地もない。しかし、1984年に肝細胞がんが発覚。がんと闘いながらも俳優活動を続けたが、1987年7/17に死亡。昭和の大スターも病魔には勝てなかった。

あれから23回目の夏。東京・国立競技場には裕次郎寺が建立され、裕次郎らしいド派手な法要が行われるだろうが、彼の演技を楽しむのもまたひとつの供養である。昭和の夢とロマンが詰まった名作をシネ・リーブルに見に行こう!

【福岡ウォーカー/山田晃裕】

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