大阪の芸術祭「おおさかカンヴァス2016 太陽の塔を振り向かせろ。」が今年も開催される予定で、ただいま展示作品案を6月20日(月)まで募集中。そしてその説明会が5月21日(土)にJR大阪駅と直結しているグランフロント大阪で実施される。
「おおさかカンヴァス」とは、大阪のまち全体をアーティストたちの発表の場として活用し、新たな魅力を創造・発信しようとする目的で開催される芸術祭。昨年は、道頓堀に巨大寿司オブジェを流し“回転すし”を表現した作品「ローリングスシー」などが、SNSで多数拡散され、大手マスコミでも紹介されるなど大きな話題を呼んだ。
今年の舞台は、「太陽の塔」がそびえ立つ万博記念公園(大阪府吹田市)。EXPOCITYオープンなど、再び大きな賑わいが生まれつつあるこの場所をカンヴァスに、大阪万博の普遍的テーマである「人類の進歩と調和」を現代的にとらえ、「太陽の塔」ごとく、爆発的なエネルギーを放つ作品を広く募集している。
説明会には、当芸術祭の特別審査員であるアーティスト・増田セバスチャン氏、審査員の現代美術作家・ヤノベケンジ氏、審査員の弊社ウォーカー統括編集長・玉置泰紀の3氏が来場。太陽の塔や万博への思い、公募参加者への熱いエールのほかにも、質疑応答など、審査員から具体的なアドバイスやヒントがもらえる貴重な機会となりそうだ。
事前予約は不要で、18時30分から先着順に受付。説明会実施時間は19時~20時30分となっている。定員は40名で、満席の場合は立ち見となる。
昨年の芸術祭で、大阪の遊びゴコロや、芸術の楽しさに気づいた人も多いはず。その楽しさを、今年はあなたが「太陽の塔」に向けて熱く表現してみよう。
なお、今回の募集にあたって、特別審査員の増田セバスチャン氏は「大阪らしい未来をアップデートするようなすごい作品を見たいです!」、審査員の現代美術作家・ヤノベケンジ氏は「そろそろあの巨人を倒そうではないか!」、ウォーカー総編集長の玉置泰紀は「ワンダーランドに殴り込む猛者を楽しみにしています!」と三者三様のコメントを寄せている。今年も大阪を熱くする作品が多数集まるのを期待している。
【文=関西ウォーカー編集部】