気温30度を超える七夕の日、東京・日本橋の銀行や旅行社になんとも涼しげな浴衣姿の女性が多数出現! いつもとは違う華やかな雰囲気に、来行客も驚いて足を止めた。
無機質なオフィス街に、色とりどりの浴衣姿の女性たちがあでやかに登場した。三菱東京UFJ銀行やJTBトラベランドをはじめ13店の窓口の女性たちが、全員浴衣で業務を開始。また、この日はコンテストで選ばれた「東京きものの女王」3人も浴衣で登場し、各銀行・旅行社を1軒1軒あいさつしてまわった。
太陽が照り返すような暑さにも、浴衣姿の女性たちは涼しげな笑顔。「仕事はしにくいですが気分が変わって楽しいですね」と話す窓口の女性もいた。
また、知らずに来行した男性は驚きつつも「涼やかでいいですね。見られてよかった」と話した。そのほか東京きものの女王3人を撮影する男性なども見られ、現場は盛り上がりを見せた。
このイベントは毎年きものシティ東京実行委員会が主催する「七夕ゆかたまつり」の一環。江戸時代から昭和にかけて呉服商業の中心地だった日本橋の銀行など約13店や、数ある繊維問屋の男女が10:30から15:00の間浴衣で業務を行うほか、浴衣姿の人のみが参加できる抽選会なども行った。
いよいよ本格的な夏を迎え、気温もぐんぐんあがる季節。見た目も涼しい浴衣で、日本古来の夏を感じてみて。【東京ウォーカー】