リニューアルした「サッポロ ドラフトワン」新CMの記者発表会が行われ、CMの試写や、野球解説者の清原和博さん、女優の多部未華子さん、お笑い芸人オードリーの春日さんと若林さんの出演者4人が登場してのトークが行われた。
今年から解説者として野球人生の新たなスタートをきった清原さん。「今まではずっと1人(のCM出演)だったので、人と共演するのは初めて。みんなで作るのは楽しい」と、演技の面でも新たな挑戦だったそう。
今回のCMはオードリーと共演する「どん底篇」と、多部さんと共演する「美女と猫篇」の2バージョンあり、どちらもコミカルなストーリー。清原さんは俳優の演技見本を見て表情作りなどを学んで撮影に挑んだという。
「美女と猫篇」では清原さんの頬に、ネコにやられた3本の引っかき傷が…。「実際、ネコがあまり好きじゃない」という清原さんの、痛みに耐えながら多部さんの手当てを受ける熱のこもった“演技”が見られる。特に、飛び掛ろうとするネコに身構えた時の清原さんの表情は絶妙だ。
一方「どん底篇」はオードリーの人生相談に乗るというもの。「どん底の時はどうすればいいですか?」といつもと違いシリアス調で問う春日さんに、渋い顔で「もっと掘れ!」と清原さん。それを聞いたオードリーの2人は地面に穴を掘っていく、というストーリー。お笑い番組で2人のことを知っていたという清原さんは撮影を経て打ち解けたようで、会見では3人で談笑する姿が見られた。
また、会見では野球解説者としての清原さんにも質問が及んだ。いつもの豪快なイメージとは異なり、冷静沈着な解説が好評だが、その理由は自身のプロ時代の経験によるものだという。「いろいろなタイプの解説者がいるが、(選手の)人格を否定するような解説者にはなりたくないと思ってやっている」と自身の強い思いを語った。
今までと違う、役者の風格さえ漂う清原さんの新CMは7/11(土)からオンエア。熱のこもった彼の演技と、多部さんやオードリーとの掛け合いに注目だ。【東京ウォーカー】