コンビニなどで頻繁に“ご当地フェア”が実施され、地方の特色を生かした商品が人気を博しているが、ダイドードリンコから地域色豊かなコーヒーが登場した。
発売されるのは4つのエリアの特性を活かした“地域限定商品”。先日発売された「大江戸珈琲」(120円)を筆頭に、7/27(月)に発売される「東北紀行珈琲」、「うみゃあ珈琲」、「九州紀行カフェオレ」の全4種類だ。
「その土地でしか手に入らない限定商品の開発で、楽しさとコレクション性を訴求しながら、地域に根ざしたデザインで社会との共生を図りました」と語るのはマーケティング部の松田さん。
“地域限定商品”の人気の理由は、そこでしか購入できない“限定感”や、地域の特長や魅力を持ち合わせた“プレミアム感”。これに注目した同社は、まず今年5月に近畿限定「まいどコーヒー」と「九州限定ミルク珈琲」を発売し、好調な売り上げを記録しているという。そこで今回は東北、東京、名古屋、九州の4エリアに商品を拡充。味わいのほか、お祭りや観光スポットなどをパッケージ化することで+αの満足感を提供し、地域限定商品の市場の活性化を図ろうとしているのだ。
気になる味わいだが、まず首都圏限定の「大江戸珈琲」は“都会に似合うシティーロースト”。まろやかなミルクとしっかりした甘みが特徴的だ。東海三県限定の「うみゃあ珈琲」は、地域性に合わせた苦味を抑えた味わいで、思わず「うみゃあ」とこぼれる仕上がり。九州限定の「九州紀行カフェオレ」は、ほどよい甘さのカフェオレで、パッケージにはあの話題の知事がイラストで登場。東北限定の「東北紀行珈琲」は、ちょっと甘めでクセになるおいしさとなっている。
「それぞれ地域の嗜好に合わせた味わいになっている」と松田さんも自信を持つこの商品。出張の多い人は全種類制覇を試してみては? 【東京ウォーカー】