トリップアドバイザーは、2015 年にサイトに投稿された日本語の口コミ評価をもとに、「行ってよかった!日本の神社仏閣ランキング2016」を発表。国内の神社仏閣や聖地、霊場などを、旅先としての満足度でランキングした結果、1位には、伊勢志摩サミット開催間近の三重県にある伊勢神宮(正式名称は神宮)が選ばれた。
1位 伊勢神宮(三重県)
多くの人から“お伊勢さん”と呼ばれて親しまれている「伊勢神宮(正式名称は神宮)」は、2000年の歴史を持つ天照大御神を祀る内宮(ないくう)、豊受大御神祀る外宮(げくう)をはじめとする125の官舎から成る神社。2013年の式年遷宮後も引き続き人気を集めている。
2位 高野山(和歌山県)
昨年開山1200年を迎えた真言宗の総本山。空海が開いた標高約800mにある天空都市としとして知られ、山全体が金剛峯寺の境内になっているほか、117の子院が密集している様子は“聖地”そのもの。奥の院・壇上伽藍・金剛峰寺など、見どころも多数。
3位 厳島神社(広島県)
平安時代へとタイムスリップした気分を感じさせる、1400年の歴史を持つ世界文化遺産。潮が満ちると寝殿造りの回廊で結ばれた朱塗りの社殿が海に浮かんでいるように見えるなど、訪れる時間によってさまざまな姿を見せてくれる。
江戸時代には10人に1人が「お伊勢参り」に出かけるほどの大流行となるなど、日本人の旅とは切っても切れない関係にある神社仏閣。2016年は、TOP30に西日本から26施設がランクインする“西高東低”の結果となった。【東京ウォーカー】