6月中旬にコンビニで発売された「一番くじ ジョジョの奇妙な冒険 第四部 ダイヤモンドは砕けない」があっという間に完売し、改めてその人気を裏付けた「ジョジョ」フィギュア。なんと今度は、アミューズメント専用景品として、岸辺露伴のフィギュアが8月中旬に登場すると言う。
岸辺露伴は言わずと知れた第四部の人気キャラクター。「ジャンケン小僧がやって来る!」の章の扉絵に使用された独特のポージングを、作品の世界観に忠実に再現している。
「昔から“ジョジョ好き”でしたが、まさか自分がフィギュアを手掛けられるとは思いませんでした」と言うのは、商品開発担当の古田剛さん。「個人的に『荒木先生がモデルでは?』とも言われる岸辺露伴が好きだったんです。まだ立体化されていないこともあり、ぜひ岸辺露伴のフィギュアを作ろう、と」
こだわったのは造形と彩色だ。「特にあの独特なポージング、いわゆる“ジョジョ立ち”をいかに美しく再現するかに苦心しました。フィギュアの原型師さんも『この人ならスゴイのができそうだ!』という人にお願いして、彩色も、荒木先生の世界を忠実に再現するべく、細かなパーツも別パーツで再現して、丁寧に塗っているんです」(古田さん)。
そうしてできたのは、露伴の性格まで見事に表現したかのようなフィギュア。服の質感や独特のポージングも絶妙な仕上がりとなっている。
フィギュアはフルカラーバージョンと、彫刻をイメージしたホワイトカラーバージョンの全2種類で、アミューズメント施設を訪れる20〜30代男性をコアターゲットに訴求するという。
アミューズメント施設にあるクレーンゲーム機などで、熱くなって何度もトライしてしまいそうなこのフィギュア。お盆休み明けの8月中旬の登場なので、今しばらくお待ちを。【東京ウォーカー】