芸歴・プロ・アマ問わず挑戦でき、優勝すれば“真のコント日本一”の称号と共に1000万円もの賞金が手に入る「キングオブコント」が今年も開催! 9月上旬に行われる決勝戦に向け、早くも東京や大阪などの都市で予選が始まっている。
昨年は決勝の舞台に結成19年の“ベテラン”バッファロー吾郎から、結成わずか8か月の2700まで8組がぶつかり合う文字通り芸歴は関係ない熱い戦いに。結果、バッファロー吾郎が優勝の栄冠を勝ち取った。
今年は、昨年の2146組を上回るコンビがエントリー。注目は、昨年出場していなかった実力派たち。コントに定評のあるアンジャッシュのほか、2007年のM-1王者であるサンドウィッチマン、最近ダイエット成功や結婚など、幸せの波に乗るクワバタオハラも初参戦だ。
また各局の番組に出演し、人気が急上昇しているコンビも見逃せない。しずるやはんにゃ、ロッチなど、新星たちがどれほどの力を見せるかも見どころ。
景気が後退し家で過ごす人が増えたことで、手軽に楽しめる「お笑い番組」の需要が増えたことも手伝ってか、ネタ番組が次々誕生、芸人がテレビに出演する機会も増えた。ショートネタやキワモノネタが求められる中で、あくまで純粋に“おもしろい”ネタで勝負する同イベントの意気込みは相当のものだ。
昨年の第1回で物議を醸した決勝の採点方法を改善したのもその1つ。準決勝進出のコンビが採点をするのは変わらないが、決勝進出コンビがネタを2本を披露すること、また無記名で投票するので、ますます公正でクリアな審査が期待できそうだ。
1回戦は8/2まで、8/3から始まる2回戦には、前回準決勝を戦ったシード組も続々と出場する。チケットを買って、生の笑いを体感しに会場まで足を運んでみては。【東京ウォーカー】