日本の怪獣映画史に名を残す“ゴジラ”シリーズの最新作「シン・ゴジラ」が、7月29日(金)に公開される。これを記念して、7月26日に大阪の道頓堀川(大阪市中央区)でトークイベントが開催され、主演の長谷川博己とヒロインの石原さとみが登壇。イベント中には、突如ゴジラが襲来するなど、大興奮の渦を巻き起こした。
本作は、第1作が公開されてから約60年が経ち、現在までに28作品が製作されて1億人に迫る累計観客動員数を記録する「ゴジラ」シリーズの最新作。日本で製作されたシリーズ前作から12年の時を経て製作される本作では、「エヴァンゲリオン」シリーズを手がける庵野秀明が総監督を務め、「日本沈没」や「進撃の巨人」シリーズなどで知られる樋口真嗣が監督・特技監督として参加している。そして、主演の長谷川博己、ヒロインの石原さとみの他、日本を代表するキャストが集結。“今の日本”を描くことで、ゴジラによって生み出される“恐怖”がリアルに描かれている。
過去のシリーズ中にも、たびたび大阪に襲来していたゴジラだが、道頓堀川に現れるのは今回が初めて。キャストの二人とゴジラをひと目見ようと、8000人もの観客が詰めかけた。
主演を務めた長谷川は、「オールCGのゴジラに圧倒され、観た後に呆然としてください! 日本の最高のスタッフたちが集結して作ったゴジラです。作品の中で“まだまだ日本はやれる”という言葉がありますが、まさにそれを体現した映画になっていると思います。もちろん、人間ドラマも楽しめるものになっていますので、ぜひとも大阪の皆さんで盛り上げてください! おおきに~!おおきに~!!」と、最後には関西弁も交えながら、熱く映画について語った。
ヒロインの石原は、「大阪は、私が人生で初めてひとり暮らしをした思い出の街です。すごく親近感があるし、ホッとしますね」と大阪への想いを語り、「撮影中は、プレッシャーの毎日でしたが、出来上がった作品は観る人によって感想が変わる作品です。情報量も多いので、ぜひ、集中して観てください!」と映画をアピール。
そして、石原のトーク中に突如、爆音が轟きゴジラが襲来! 驚きを隠せない石原だが、「大阪仕様のゴジラですね! 歯がゴールド! 大阪でこんなに多くの人に盛り上げて頂けるなんて幸せです」と、興奮しながら伝えた。
映画「シン・ゴジラ」は7月29日(金)より、全国の上映劇場にて公開される。
【関西ウォーカー】
大西健斗