宇宙と芸術展、“宙ガール”篠原ともえがオリジナル浴衣姿で開幕を祝福

東京ウォーカー(全国版)

「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」が、2016年7月30日(土)から2017年1月9日(月・祝)まで開催。開催を直前に控えた7月28日(木)には、同展の音声ガイドナビゲーターを務め、学生時代に天文部に所属して“宙(ソラ) ガール”として知られるタレントの篠原ともえさんのトークショーが、展覧会場である六本木の森美術館で行われた。

トークショーに登場した篠原ともえさん


人類が問い続けてきた「宇宙とは何か、我々は何者か」という永遠の命題を、現代における芸術・文化的視点で紐解き、人類の未来を探る本展。

宇宙をイメージして自らデザインした浴衣を着用して登場した篠原さんは、多様な出展物の中から竹取物語の絵巻をおすすめに挙げた。

日本最古のSF小説ともいえる同作品の展示について、「物語のなかに入って行けるような展示になっている」とコメント。「日本人が見た宇宙というのを感じ取ることができるので、本当にイチオシです」と力を込めた。

また、現代アーティストが宇宙人像を表現したものとして、セクシーロボットも展示されている。篠原さんも、「憧れの女性というくらい、本当にスタイルのいいロボット」と語った。“宇宙人”の存在についても、「いると思います。宇宙人なのか、宇宙動物なのか、宇宙生命体なのか。どういう形をしているのかは、これからの私たちのイマジネーション次第なのかな」と、自身の考えを語っている。

同展は、「人は宇宙をどう見てきたか?」、「宇宙という時空間」、「新しい生命観-宇宙人はいるのか?」、「宇宙旅行と人間の未来」の4つのセクションで構成。太陽系46億年の歴史を宿した隕石や地球史を物語る化石、レオナルド・ダ・ヴィンチやガリレオ・ガリレイの貴重な天文学手稿、現代アーティストたちによる宇宙を体感できるインスタレーション、宇宙開発の最前線に至るまで、古今東西ジャンルを超えた多彩な出展物約200点が公開される。【東京ウォーカー】

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