全国で梅雨明けし、日本列島に本格的な夏が到来!暑さが一段と厳しくなるこれからの季節、ひんやり冷たい麺が恋しくなる人も多いのでは? 今回紹介するのは、エスニック料理好きの人におすすめしたい、“トム・ヤム・クン”ベースの冷製パスタ「トムヤムロッソ」(税抜1380円)だ。
同商品は、日本におけるエスニック料理店の先駆け的存在である、「Monsoon Cafe(モンスーンカフェ)」の「トム・ヤム・クン」をパスタで楽しめるひと皿。モンスーンカフェと同系列のイタリアンレストラン、「Cafe La Boheme(カフェ ラ・ボエム)」(大阪茶屋町店を除く)と「La Boheme Qualita(ラ・ボエム クアリタ)」渋谷店にて、8月1日(月)から31日(水)まで提供される。
冷やし麺が大好物であることに加え、気温が高くなるにつれ、体が辛いものを欲していた記者。その2つを満たしているパスタとなれば、食べずにはいられない!そこで早速、カフェ ラ・ボエム桜新町店に足を運び「トムヤムロッソ」を味わってきた。
アンティーク調の家具が並ぶおしゃれな空間
「長谷川町子美術館」があることから、「サザエさん」の街としても知られる桜新町。カフェ ラ・ボエム桜新町店は、東急田園都市線・桜新町駅西口の目の前に位置し、店の前ではサザエさん一家の銅像がにこやかな笑顔で迎えてくれる。
店内は中世のヨーロッパをイメージしたおしゃれな空間で、一歩足を踏み入れると、別世界に迷い込んだかのよう。平日夜は仕事帰りのビジネスマンで賑わうそうだが、広々としたボックス席が用意されていることもあり、小さな子ども連れのお母さんや、ファミリーにも人気なのだとか。
活気あるキッチンが見渡せるカウンター席に腰掛け、期待に胸を膨らませて待っていると、パクチーや糸唐辛子が彩りよくトッピングされた「トムヤムロッソ」が登場!エビやアサリといった魚介類に加え野菜もたっぷり入り、具だくさんで見るからにおいしそうだ。
発売前から「食べたい」との声多数
「発売前から、早く食べたいという声を多くいただいています」と話すのは、店長の三浦 花子さん。ラ・ボエムでは7月から8月にかけて、全6種類の冷製パスタを販売するフェアを開催しており、「トムヤムロッソ」はその中の一品。8月中は同商品の他に、「蟹と香味野菜の冷製大葉ジェノベーゼ」(税抜1380円)と「桃と有頭海老のシャンパンソース」(税抜1480円)も用意する。
7月の時点から同フェアのメニュー表には「トムヤムロッソ」も掲載されていたため、発売前から注目を集めていたそうだ。モンスーンカフェ舞浜イクスピアリ店の後藤シェフがレシピ協力を行い、レモングラスや香辛料を効かせた本格的な味でありながらも、ラ・ボエムらしい上品な味わいを追求したという。
酸味×程よい辛さがクセになる!
早速味わってみると、魚介の豊かなコクと共に、トム・ヤム・クン特有の酸味が口いっぱいに広がり、一口目から大満足!後からジワジワとスパイシーな刺激が追いかけてくるのだが、次々と口に運びたくなる、絶妙な辛さ加減だ。新鮮なパクチーがたっぷりと乗り、パンチがありつつも、不快なクセっぽさは一切感じられない。ここ最近でエスニック料理にハマり出した記者にとって、まさに求めていたおいしさだった。
さらに、麺もよく締まっていて、ツルッとしたコシのある食感が絶品。食べ進めるほどに後を引き、あっと言う間に完食してしまった。なお、パスタには、エビの殻の旨味を移した自家製オイルが添えられており、こちらをかけると辛さがまろやかになる。まずは何もかけずに食べて、味の変化を楽しむことをおすすめする。
8月末までの期間中、可能な限り何度も食べに来ようと心に決め、店を後にした記者。1度食べればきっと虜になる「トムヤムロッソ」、この夏にぜひお試しあれ!【ウォーカープラス:水梨かおる】
水梨かおる