アルコール度数の高いチューハイがいま、人気だ。キリンやサントリーなど大手がこぞって発売し、特にサントリーは「−196℃ ストロングゼロ」の年間販売計画の上方修正を今月発表している。
そんな中、PB(プライベートブランド)商品が好調な西友からストロングチューハイが登場する。アルコール度数8%ある「Great Value レモンチューハイ ストロング」と「Great Value グレープフルーツチューハイ ストロング」(各350ml)の2種類で、それぞれ88円というバリュー価格での発売だ。
安いけれど品質は高く、グレープフルーツ果汁は5%、レモン果汁を2.7%と、NB(ナショナルブランド)商品と同等の量を加え、スッキリとした味わいを実現したという。それが88円、NB商品の20〜40%安い価格で楽しめるのだ。
そもそもこの88円のPBチューハイ、西友では昨年7月に「Great Value レモンチューハイ」と「Great Value グレープフルーツチューハイ」(各350ml)を発売している。「予想していた以上、驚くほどの売れ行きで、発売以来、チューハイ分野売上の1位、2位を独占しています」というのは、西友の広報。ただし、従来の商品のアルコール度数は4%。フルーティがウリで、特に女性から好評だという。「今回のストロングはアルコール度数8%。従来の商品では物足りなかった方にも満足していただける商品です」とのこと。ブームを受けるというだけでなく、取り逃がしていた、強いアルコールを好む男性客層を囲う狙いもあるようだ。
西友の「Great Value チューハイ ストロング」は7/27(月)から全国366店舗で発売。ストロング商品の売上げがどう伸びるのか、注目だ。【東京ウォーカー】