みなさんは、写真の自動販売機を見たことがあるだろうか? もうすでに目にしている人もいるかもしれないが、実はこれ、DHCが7月から東京メトロの駅構内で、サプリメント販売している自動販売機なのだ。
全国各地に順次設置予定というこの“サプリ自販機”は、現在、東京メトロの六本木駅と上野駅、妙典駅の3駅に設置しているもの。購入できるサプリメントは、人気商品の「カルシウム&マグネシウム」や「マルチビタミン」のほか、「コエンザイムQ10 包接体」や「濃縮ウコン」など全8種類で、価格帯は210円〜2350円。商品は順次入れ替える予定で、今後も駅構内を中心に、全国の病院や大学、フィットネスクラブなど、来年中に200台の設置を予定している。
同社は、メタボリック症候群の予防、改善を狙った特定健診や特定保健指導が義務化され、体調管理のためサプリメントに関心を持つ人が増えていることに注目。そこで今回、ユーザーの生活スタイルに合わせ、より手軽に購入できるようにしたいという思いから自動販売機での販売に至ったという。
「今回の自動販売機での展開によって、DHCのサプリメントが、みなさんのより身近な存在になれればと考えています。たくさんの方にご利用いただきたいです!」と話すのはDHC広報の倉持さん。
“高品質”、“低価格”をモットーに、通販やコンビニ、ドラッグストアなどで購入が可能だったDHCのサプリ。新たなチャネル展開によりサプリメント市場の活性化につながれば…と考えているというが、いつでもどこでも手軽に購入できる身近なサプリメントとして定着する日も近いだろう。 【東京ウォーカー】