8月20日(土)公開の映画「青空エール」で主演をつとめる土屋太鳳と竹内涼真が、8月8日に、市立尼崎高等学校の吹奏楽部をサプライズで訪問するイベントを実施して、120名の吹奏学部員にエールをおくった。
本作は、累計発行部数390万部を突破した河原和音の同名コミックが原作の青春ストーリー。吹奏楽部のヒロインを土屋太鳳が、甲子園を目指す野球部員を竹内涼真が演じ、それぞれトランペットと野球に初挑戦。挫折を味わいながらも互いにエールを送り合い、夢を追いかける姿が描かれる。
土屋と竹内が訪れたのは、全国高等学校野球選手権大会(通称:甲子園)で兵庫県代表として、33年ぶり2回目の出場が決まった市立尼崎高等学校。翌日9日に、甲子園初戦の応援を控える吹奏学部員たちのもとへ、土屋と竹内がサプライズで訪問した。
大興奮の生徒たちを前に、土屋は「本当におめでとうございます!私は撮影でトランペットを吹いていましたが、応援を本気でやればやるほど、色んな気持ちを知っていくので大変だと思います。明日は野球部と一緒に、自分自身に勝って、素敵な時間を過ごして下さい。私達も明日は心からエールを送っています」とメッセージを送った。また、「この映画の主人公は(吹奏楽部の)皆さんです。この思いが届けばいいなと思って撮影に挑んでいました。映画が皆さんにとって、未来への架け橋になりますように」と映画に込めた想いを伝えた。
竹内は甲子園に見学へ行ったことを踏まえ、「あの雰囲気はあそこでしか味わえない。僕も撮影の時に感じましたが、応援の声はグラウンドに伝わる。(その音を聞いて)気持ちも入る。実際にバッターボックスに立つと、震える。皆さんの応援は必ず選手に届きます!」と真摯に励ましの言葉を送る。
イベントは、二人が生徒からの恋愛相談にアドバイスをするなど和気あいあいとした雰囲気で進行。最後には総勢120人の吹奏楽部員から訪問の御礼として、二人のためにwhiteeeenが歌う映画の主題歌「キセキ~未来へ~」を逆サプライズで生演奏!
演奏後には、二人が感極まって号泣する場面も。土屋は、「一生忘れられないです。サプライズを仕掛けるつもりが、エールをもらってしまいました。(自分に)頑張ろう!明日はキセキを起こして、楽しんできて下さい」とエールを送り合う。
竹内も「本当にありがとう。みんな大好き!(笑)。逆にエールをもらいました。少しでも僕ら二人の気持ちが届いていればいいなと思います。ここで会えたのも何かの縁なので、明日の甲子園、僕は尼崎高校を応援します!勝負なので、絶対に勝ち負けはあると思うけど、みんなでどうか勝ちに行って欲しい。甲子園でキセキを起こしてきて下さい!!」と熱く想いを告げた。
映画「青空エール」は、8月20日(土)より、TOHOシネマズ梅田ほか全国の上映劇場にて公開される。
【関西ウォーカー】
大西健斗