岐阜県山県市では、名古屋圏在住者に向けた「魅力発見バスツアー」を2016年内に全5回開催。現在、Webサイト「YAMAGATA BASE」で予約を受け付け中だ。第1回は9/4(日)に予定。参加者は豊かな自然が広がる市内をめぐりながら、レンズ付きフィルム「写ルンです」を使って、名古屋からほど近い山県のまだ知られていない魅力をカメラに収める。
岐阜市の北側に隣接する山県市へは、JR岐阜駅から岐阜バスで約30分。名古屋から車で1時間ほどとアクセスしやすいロケーションながら、山地丘陵部ならではの豊かな森林、清らかな清流や湖といった自然が豊富。どこか懐かしい光景に心が安らぐ。
2019年には東海環状自動車道高富インターチェンジ(仮称)が開通予定であり、さらなる名古屋からの日帰り観光や、移住・定住のきっかけを創出するため、全5回のバスツアーが企画された。
“写り過ぎない”カメラでありのままを撮影
第1回のツアーのテーマは「パシャっと山県」。レンズ付きフィルム「写ルンです」を片手に、山県のありのままの光景を撮影していく。「写ルンです」といえば、高解像度の写真がすぐに撮れる今、若者を中心に“写り過ぎない”、“現像されるまで分からない”と人気が再燃中。ツアーにはフィルム写真専門誌「snap!」の編集長である鈴木文彦氏も帯同するので、フィルム写真ならではの魅力や撮影テクニックを知るきっかけとなるに違いない。
ツアーの最後には作品の発表会を実施
当日は9:00に名古屋駅を出発し、10:30から山県の散策・撮影会を経て、17:30に名古屋駅着後は写真を一部当日現像して、全員で発表会を行う。なお今回のツアーの対象は名古屋在住ので写真好きな大学生、若手社会人となり、定員は先着20名、人数に達し次第、受付終了となる。詳細や申込みはWebサイト「YAMAGATA BASE」にて。
自然豊かな山県のなかでも、「ぎふ・水と緑の環境百選」にも選ばれた円原の伏流水などは、絶好のシャッターチャンスになりそうだ。素朴で美しい山県の姿を自分流に切り取ろう!
中村竜也