さまざまな仕掛けで楽しく貯金ができるギミックバンクが続々お目見えしているが、“キモかわいさ”で人気となったあの「フェイスバンク」の新顔が登場するという。9月中旬よりバンプレストから発売される「フェイスバンク ピエロマン」(2310円)だ。
「フェイスバンク」はコインを近づけると口をパクパクさせ、コインをモグモグ食べるリアルな動きで話題となった。あの何ともいえない独特の“キモかわいい”表情が人気で、全15種類の販売累計が50万個を突破するヒット商品だ。
今回はピエロのモチーフで登場だが、前作で「フェイスバンク 和」を製作したので、次は“洋”だろうと考えたのがきっかけ。何ともシンプルな発想だ。今回もモダンアート作家の高田栄一さんがデザインを手がけ、ピエロの特徴であるコミカルな表情を「フェイスバンク」ならではの世界観で表現している。開発ではピエロのもつ哀愁を“さらり”と表現するのにこだわった。今回もけっして「かわいい!」とは言えないがなぜかグッとくる表情に仕上がっている。
種類は真っ白な顔に赤い鼻が特徴のピエロらしさを強調した「ホワイト」と、モノクロの色合いでシックな印象の「モノ」の2色。アート性の高いデザインが魅力でインテリアに合わせて好みのタイプが選べる。
「今までのフェイスバンクとはまた違う表情を感じてほしいです」と開発担当・藤井秀洋さんは言う。
もはやギミックバンクの定番となりつつある「フェイスバンク」。今度はどんなデザインで登場するのか楽しみだ。 【東京ウォーカー】