東京・お台場に立つ、18mの実物大ガンダム立像が、8/1、「オリンピック招致ver.」に変身した。
「“緑のオリンピック”開催を目指してガンダムもサポート!」ということで、この日「2016 東京オリンピック・パラリンピック招致サポートバージョン」のオープニングセレモニーが開催されたのだ。
同セレモニーで皆の注目を集めたのは、先日、オークションで、ガンダムの“肩の高さまで上がって記念撮影ができる権利”を260万1000円でつかんだアノ人。この日、その“権利”を行使するということで、多くの報道陣も詰め掛けた。
高さ18mまで上り、この日一番“ガンダムに近づいた男”の名前は、美濃部達宏さん(34歳)。カメラ持参で登場した美濃部さんは、「緊張しすぎて昨日寝てないんですよ(笑)」と一言。会場の笑いも誘っていた。
スタッフ、カメラマンなど計5人と高所作業車で上がっていく美濃部さん。「アムロ、行きまーす!」と、高らかに声を上げ、約1分半かけ左肩に、無事到着した。
今回、記念撮影だけでなく、ガンダムの左肩に付いた「オリンピック招致のロゴ」をお披露目する役も務めた美濃部さんは、カウントダウンと同時に、ロゴを隠していたシートを外し、会場からは大きな声援をもらう一幕も。
この後、10分以上、ガンダムと“空中散歩”を楽しんだ美濃部さんだが、地上に降りてくるやいなや、「もう終わりですか? 早かったですね。でも、本当にサイコーでした!」と、笑顔でコメント。同セレモニーに出席した、アテネオリンピックの体操金メダリスト・塚原直也選手も、「260万円というのは、ガンダムへの愛を感じますね。本当、うらやましいです」と、会場の声を反映していた。
左肩にオリンピック招致ロゴが付いたことで、「2016 東京オリンピック・パラリンピック招致サポートバージョン」になった、実物大ガンダム。夏休み中、実物大ガンダムのある「潮風公園」は、一層多くの人で賑わいそうだ。 【東京ウォーカー】