8/12(水)〜23(日)に東京ミッドタウンで開催される、プロ野球 セ・パ誕生60周年記念チャリティイベントの記者会見が行われた。会見では同イベントを応援するテリー伊藤さんと千秋さんがトークショーを行い、野球人気アップに向けての突拍子もないアイデアが続々と飛び出した。
熱狂的なタイガースファンとして有名な千秋さんは、黒のインナーに黄色のワンピースといった“タイガースカラー”の衣装で登場。今年負け続きのタイガースに対し「阪神ファンとしては試練の年。でも、弱くても応援するのが阪神ファン」と。またテリーさんは「人が替わるだけで新橋のサラリーマンの話題になるのは、野球と総理大臣だけですよ」と現在の政情とからめたコメント。
野球ファンとして有名な2人なだけに、若者の野球離れについて懸念しているようで、ゴルフの石川遼くんのような新たなスーパースターが野球界にも登場して欲しいという、テリーさん。どんなスターが現れてほしいかという質問に「ダルビッシュのようなオシャレな人は画期的。各球団に1人くらいダルビッシュがいればもっと人気が出るのに」と千秋さんが答えれば、テリーさんは「ああいう(ビジュアルの)人はサッカーにもいる。僕は、(歌舞伎役者の)海老蔵さんみたいなギラギラした人がいいな。坊主で目力があって、ぶっきらぼうで、女にモテて、魅力ありますよね」と、ビジュアル重視に(?)。
若者に野球を親しんでもらうには“もっとオシャレに”という考えは同じのようで、「東京ガールズコレクションのように、ベースボールコレクションを開催すればいい」とテリーさんらしいアイデアを披露。今回の会見会場には球団関係者も来場していたので、もしかしたら実現する日が来るかも!?
プロ野球 セ・パ誕生60周年記念チャリティアートエキシビジョン「ダイヤモンド・ドリームス」は、会見に登場した千秋さんのほか、漫画家の赤塚不二夫さんやちばてつやさん、イラストレーターのリリー・フランキーさん、ミュージシャンの高橋幸宏さん、俳優の高岡蒼甫さんなどのほか、写真家、ファッションデザイナー、お笑い芸人など豪華60組のアーティストが参加。“FUTURE60”をコンセプトにしたそれぞれの作品が展示される。ほかにも核時代を代表する選手のユニフォームなど60点を展示する“HISTORY60”や、プロの速球を体験できるコーナーなどが登場するので注目だ。【東京ウォーカー】