夜景に溶け込む“サイレント音楽フェス”って?

東京ウォーカー(全国版)

多種多様な音楽フェスシーンに新たな風を吹き込む、無音の夏フェス「サイレントサマーフェス」がカレッタ汐留で開催中。地上200メートルにあるガラス張りの特設フロアから、夜景を見下ろしながら音楽を楽しむという、日本初となる音楽イベントだ。

参加者は専用のワイヤレスヘッドホンを着用。参加アーティストの生ライブを共有しながら、思い思いの楽しみ方ができる


新しいフェスの形として注目を集める「サイレントサマーフェス」は、ヨーロッパ各国やニューヨークで流行中の無音で楽しむ音楽体験「サイレントディスコ」を、日本で初めてイベント化したもの。参加者は週ごとに替わるDJの生ライブを、専用のワイヤレスヘッドホンを通じて共有し、音楽の世界に没入することができる。また、音楽の音量は参加者が自由に変えられるため、楽しみ方は無限大。ヘッドホンの音量を上げて音楽の世界に浸ることも、BGM程度に音量を落として語り合うこともできるため、新たな音楽体験として世界中から注目を集めている。

【写真を見る】地上200メートルの会場では、都内の美しい夜景を見ながら音楽を楽しめる


さらに特徴的なのは、フェス会場が音楽イベントでありながら一切の無音となり、眼下には美しい夜景が広がるため、まるで宙に浮かんでいるかのような体験ができること。会場となるカレッタ汐留の特設フロアからは、闇に浮かび上がる都市夜景を一望することができ、その眺望は絶景!自分が夜景に溶け込んだような異空間を味わいに、宙ガールのような天体好きや、夜景好きにもぜひ足を運んでほしい。

会場は、音楽フェスとは思えないほど静か。お酒を片手に語らうことも、音量を上げて自分だけの音楽世界へトリップすることもできる


参加アーティストも豪華ラインアップがそろう。8月30日(火)には、アニソンとダンスミュージックが融合する超都市型野外フェス「Re:animation」のレジデントDJ3名が登場。続いて9月6日(火)には全国のロックフェスを賑わすタイラダイスケ(FREE THROW)が出演。最終日となる9月13日(火)には、全米ビルボードダンスチャートTOP9の実績を持つ音楽プロデューサー・Namyや、NAOTO TAKAOKAなどが会場を盛り上げる。

この夏の締めくくりに、夜景と一体になれる無音の夏フェスをぜひ味わってみてほしい。【ウォーカープラス「夜景時間」】

竹内巴里

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