ウイスキーにソーダを入れて飲む“ハイボール”。某美人女優が出演するCMから注目を集め、ほのかなクセとごくごく飲めるおいしさから人気に火がついた。今ではハイボールをメインで扱う立ち飲み屋や居酒屋などもあり、その人気を証明している。
そんなハイボールに続き、若い人の間でブームになっている飲み物がある。その名は“ジャックコーラ”。なんだか強そうな名前だが、アメリカのウイスキー「ジャックダニエル」にコーラをプラスしたものだ。
先日幕張で開催された「サマーソニック09」では、サントリーがジャックコーラのブースを3店展開。連日の大人気で好評を博したという。「5、6年ほど前から浸透し始め、今では20代から30代の方にも受け入れられていますね。ブランドのかっこよさと飲みやすさで、女性からも支持をいただいています」(サントリー担当者)。
フェスということもあり、来店する人は若い男女がほとんど。「クセがありそうなのにすごく飲みやすくて香りもいい」(20代女性)、「看板がかっこよかったので思わず買ってしまった。ゴクゴク飲めるので野外フェスにはぴったり。夏っぽい」(20代男性)など、好意的な意見が多かった。
このジャックコーラ、魅力はその“スタイル感”。ラベルのかっこよさだけでなく、古くからアメリカで愛されているものを飲むというスタイルが、男女問わず、幅広く支持されていると言える。また、コーラと合わせ、飲みやすいドリンクになっていることも、広く浸透している理由の1つだろう。
開店6年目を迎える新橋のバー「クロウフォレスト」も、開店からメニューにジャックコーラを置く店の1つ。連日夜9時から満席になるという同店では、月に1回ジャックダニエルのイベントを開催、多い日はジャックコーラが1日で200杯ほど売れる時もあるという。「女性が好んで飲むことも多いですね。うちでもジャックダニエルのポスターや装飾品をディスプレイしているのですが、それを見て注文される方も多いです」(同店店長)。
飲みやすさとスタイル感が人気のジャックコーラ。「かっこよさは周知の事実。後は実際に飲んでみて、そのおいしさや飲みやすさをもっと多くの人に知って欲しい」とサントリー担当者は話す。今夜はちょっぴりかっこよく、ジャックコーラで乾杯してみる?【東京ウォーカー】