オールドカメラで山県を切り取るバスツアー開催!

東海ウォーカー

岐阜県山県市では、名古屋圏在住者に向けた「魅力発見バスツアー」を2016年内に全5回開催。現在、Webサイト「YAMAGATA BASE」で予約を受け付けている。第3回は10/9(日)に予定。昔ながらの金属製のオールドカメラを使い、名古屋からほど近い山県の自然や、どこか懐かしい風景を写真に収めることができる。

硬派なたたずまいや、金属の質感、重量感もオールドカメラの魅力。一枚一枚に思いを込めて撮影しよう


岐阜市の北側に隣接する山県市は、舟伏山をはじめとする山地丘陵が市域の多くを占める。JR岐阜駅から岐阜バスで約30分。名古屋から車で1時間ほどとアクセスしやすいロケーションながら、豊かな森林、清らかな清流や湖といった自然が息づく。2019年には東海環状自動車道高富インターチェンジ(仮称)が開通予定であり、さらなる名古屋からの日帰り観光や、移住・定住のきっかけを創出するため、全5回のバスツアーが企画された。

オールドフィルムカメラで切り取る山県の景色


レンズ付きフィルム「写ルンです」を片手に山県の自然を撮影した第1回、山県市の郷土料理作りを体験した第2回も好評のまま終了。第3回となる今回は、里山や廃校など、懐かしさあふれる山県ならではの風景を、オールドカメラで撮影(1人1台貸し出し)。フィルムの装填や動作音などを体感しながら、出合った風景を撮影することができる。ツアーにはフィルム写真専門誌「snap!」編集長の鈴木文彦さんが帯同するのでビギナーも安心。オールドカメラならではの魅力やテクニックを知ることができそうだ。

フィルム写真専門誌「snap!」編集長の鈴木文彦さん


ツアー最後には作品発表会も実施。


当日は9:00に名古屋駅を出発し、10:30から山県の散策・撮影会を経て、17:30に名古屋駅着後は写真を一部当日現像して、全員で発表会を行う。なお今回のツアーの定員は先着20名、人数に達し次第、受付終了となる。詳細や申込みはWebサイト「YAMAGATA BASE」にて。「ぎふ・水と緑の環境百選」にも選ばれた円原の伏流水や、廃校である旧北山小学校などは、絶好のシャッターチャンスになりそうだ。素朴で美しい山県の姿を、自分流に切り取ろう!

中村竜也

注目情報