ラーメン情報誌「ラーメンWalker」(KADOKAWA)が毎年行っている、うまいラーメン店を決めるランキング企画「ラーメンWalkerグランプリ」。読者やWebユーザーらからの投票により決まる同ランキング、早くも今年の結果が届いたので紹介しよう。
【第1位】SOBA HOUSE 金色不如帰
ハマグリを使用したスープの完成度の高さもさることながら、絶え間ない探究心でラーメン界をけん引する行列店。「常に味に手を入れ、より進化を追求する」という店主の気概のもと、2016年3月にはそば(醤油)を、6月にはつけそばも一新。またフランス産の高級茸、セップ茸(ポルチーニ)の自家製オイルやフレーク(左端)を使用するなど、素材探究にも余念がない。※東京23区と同時に全国1位を獲得。
【第2位】麺や 七彩 八丁堀店
2015年7月に東京駅から八丁堀に店を移転。当時、八丁堀界隈はこってり系のラーメンばかりだったが、煮干しの旨味が凝縮した無化調スープの店が登場したことで、即座に話題に!注文が入ったあとに粉から打ち始める自家製麺は、3種の国産小麦粉をブレンド。なめらかな食べ心地で、スープとの絡みも抜群だ。
【第3位】ラーメン 巌哲
名古屋コーチンのスープなど独創的なメニューで知られる大阪・豊中の人気店「麺哲」で6年半修業した平松店主が東京で開いた店。大阪の修業先仕込みの醤油¥780や肉醤油¥1,000など大阪の味を再現しつつも、店主オリジナルの「鮪塩」が看板メニュー。秋刀魚の塩ラーメンなど、季節限定メニューが充実しているのも魅力。
【第4位】らぁ麺 やまぐち
比内地鶏や吉備黄金鶏などをブレンドした、鶏100%のスープが味の決め手。麺が透けて見えるほど透明度の高いスープは、タレに島根県の森田醤油を2種類ブレンドしたものを使用している。鶏そばにのるチャーシューは鶏と豚の2種類。丁寧な盛り付けで見た目も美しい一杯だ。
【第5位】麺屋 一燈
「麺屋こうじ」グループの総本店。人気のつけ麺は、茨城県筑波産の銘柄鶏・つくば茜鶏を煮込んだ鶏白湯(パイタン)に、仕上げに桜エビや煮干しなどを加えたつけ汁が絶品。鶏の深みのある味わい、芳醇な魚介の香り、加水率の高いモチモチ食感の麺の喉越し、すべてが見事に調和されている。
これから冬に向かい、ますますラーメンがおいしい季節に。今回紹介したラーメンを筆頭に、評判のラーメン店巡りをしてみてはいかがだろうか。【ラーメンWalker編集部】
編集部