名古屋の喫茶店が舞台のドラマ第2弾が放送開始!

東海ウォーカー

昨年秋に放送された、メ~テレドラマ「三人兄弟」。名古屋の喫茶店を舞台に、六角精児演じる金一、今野浩喜演じる銀二、波岡一喜演じる銅三の三兄弟が繰り広げる人情ドラマの第2弾が、メ~テレ開局55周年記念番組として10月17日(月)深夜0時20分~放送される事が決定し、主演3名を迎えての記者会見が行われた。

(左より)波岡一喜、六角精児、今野浩喜撮影=古川寛二


モテない、金ない、意気地もない、ダメダメな三兄弟が亡き父の後を継いだ喫茶店「メデリン」を舞台に、ゆるっとした空気感が漂う心温まるヒューマンドラマだった第1弾とは打って変わって、第2弾はなぜか三兄弟で出かけた旅先で3人ともが記憶喪失になり日間賀島の浜辺に打ち上げられているという奇想天外な展開からスタートする。

2話では、記憶喪失になり病院へ…


「そうなんですよ、予想もつかないストーリーで目まぐるしく展開します。そこが第2弾の魅力になったと思います。今回は記憶とは何なのかがテーマなのでそこを見てほしい」と六角が語る通り、今回はいつもの喫茶店ではない場所からスタートし、その上橋本マナミ、堀内敬子、おのののか、増井みお(PASSPO☆)をマドンナ役に迎えてのラブロマンスなど、第1弾では見られなかった展開がたっぷりと入っている。

「僕が演じる銀二は不思議な人と不思議な三角関係になるという、ずっと不思議なラブストーリーになっています。なかなかこんな話はないし、今までと全く違うドラマになっているはず」と今野が語れば、六角も「僕もすごい場所で撮影していて、あれをドラマとしてどうやって扱うのか…」と演じた本人も首をかしげるなど、三兄弟それぞれの個性豊かなラブエピソードが散りばめられている。

第2話の試写会後に3名で記者会見。今野の毒舌トークに2名も苦笑い撮影=古川寛二


今回もオール名古屋ロケという事で、近頃行きたくない街ナンバー1にも選ばれた名古屋の印象を聞いてみると、「名古屋は、いろんなものを取り混ぜて楽しもうと思っているところが魅力ですね。カレーとうどんとか味噌とうどんとか、ひとつを掘り下げずにいろんなものをくっつけて幅広くしている文化って感じです。あちこちに名古屋らしさが根強く残っているのもステキ」(六角)、「他のエリアと全く違う土地。鎖国的というか…言葉が通じる外国みたいですね。旅行者向けの食べ物が変わっているので、地元の人が食べているものを教えてほしい」(今野)、「来たら好きになる街ですよね。しかも名古屋で撮影すると太る!今回も3人ともずっと食べてました。名古屋は太る街!」(波岡)と、それぞれが今回のドラマを通じて感じた名古屋について教えてくれた。

記憶喪失になるという事で「自分は誰?」をテーマで撮影をお願いすると、なぜかこのような表情に(笑)撮影=古川寛二


そんな名古屋を舞台にしたこのドラマ「三人兄弟2」は、東海エリアでの放送に加えて、テレビ神奈川(10月19日(水)スタート23時~23時30分)、民放公式テレビポータル「TVer」「テレ朝キャッチアップ」(いずれも「三人兄弟2」放送直後~1週間)で配信されるなど、全国で見られる事も決定。このドラマの監督・神道俊浩が宣言した「息の長いシリーズものにしたいです。目指せ「相棒」!」となるかどうか、大注目だ!

嶋村光世

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