田端の記念館と「文豪ストレイドッグス」がコラボ

東京ウォーカー

10月7日から17年1月22日(日) の期間中、「『文豪ストレイドッグス』とのコラボレーション展」が「田端文士村記念館」にて開催。アニメとコミックスの場面写真や描き下ろしイラストなどを展示する。

このコラボ展のために描き下ろされた、芥川龍之介と太宰治のイラスト『文豪ストレイドッグス』(C) 2016 朝霧カフカ・春河35  発行:株式会社KADOKAWA


描き下ろし作品も登場


朝霧カフカ原作、春河35(さんご)漫画の「文豪ストレイドッグス」は、文豪の芥川龍之介や中島敦、太宰治、森鴎外らをモチーフにしたキャラクターが登場するアクション漫画。現在、テレビアニメも放映中の人気作品だ。企画展の開催地である田端は、かつて芥川龍之介が暮らした街として知られており、「田端文士村記念館」には彼の貴重な原稿や書簡などが所蔵されている。「文豪ストレイドッグス」と「田端文士村記念館」がタッグを組んだコラボ展では、芥川龍之介にスポットを当てた作品を展示する。

見どころは、この企画展のために描き下ろされた芥川龍之介と太宰治のイラスト。顎に手をあて「芥川ポーズ」をとる2人を描いた作品だ。また、アニメ・コミックスの名場面をスライドショーやイラストパネルで紹介するほか、若き日の芥川龍之介が残した手紙の複製を展示するなど「田端文士村記念館」ならではの企画も。

さらに、コラボ展限定のポストカード(3枚セット300円)の販売や、「田端文士村記念館」から「文京区立森鷗外記念館」までを結ぶ「文豪ストレイドッグス」イラスト入りの特製マップの配布も行われる。

芥川が暮らした街で開かれるイラスト展で、モチーフになった文豪の歴史や街の魅力に触れてみては。【東京ウォーカー/和田麻里】

和田麻里

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