沖縄を舞台に、フリムン(沖縄の方言“愛すべきどアホ”)と米兵が繰り広げる恋の騒動を描く「南の島のフリムン」(製作:吉本興業株式会社 配給:角川映画)が、8/29(土)なんばパークスシネマ、三宮シネフェニックス、MOVIX京都ほかにて公開される。本作は、人気お笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリの長編映画初監督作品。さらに、自身で脚本、主演もこなしている。出身の“沖縄”がテーマなだけに、沖縄出身かつ個性的なキャスティングにもこだわった。なかでもとくに個性的なのが、ゴリ演じる主人公・栄昇(えいしょう)の友人、ヒトシ役を演じる沖縄出身の若手芸人コンビ・ハムの諸見里大介だ。
諸見里は、現在baseよしもとなどで活躍中の若手注目株。かつぜつが悪く、「さしすせそ」が「しゃししゅしぇしょ」となるのが特徴で、本作でもその独特の味わいが出ていて、とっても楽しい演技をみせている。
その諸見里が、映画公開にさきがけて、なんばパークスシネマにて、面白いPR活動を行った。それが「人間生スタンディー」だ。スタンディーとは、映画館の前に飾られる出演俳優の等身大のパネルで、一緒に写真が取れたりするもの。なんと今回は、本人が生スタンディーとなって、映画の宣伝をしたという。それは、8/6、26の2回(1日約2時間)、なんばパークスシネマにて行われた。
夏休み期間ということで、館内は、中高大生たちでいっぱい。みな一様に「ハムさんや!」と驚いていました。当日は、写真撮影がOKだったので、一緒に写真をとる人や「中はどうなってるんですか?」と本人に聞く人らで賑わった。諸見里のことを知らない年配の方々も「兄ちゃん、何してんの?」と話しかけ、諸見里は「映画のPRです。僕も出てるんで見てくだしゃい!」としっかり映画を宣伝していた。また、スタンディーは、ボタンを押すと諸見里さんのギャグが見れたりする仕掛けもあって、来場者は諸見里のアゴを触らせてもらったりと常に笑いであふれていた。
さて、いよいよ8/29(土)の公開ということで、急遽、諸見里がなんばパークスシネマにやってくる。11:55の回上映前に、諸見里が来場者にごあいさつをするという。せっかくのチャンスなので夏休みの思い出に足を運んでみては。
(関西ウォーカー)