白〜いカブトムシの幼虫や、緑色の青虫…。思わず悲鳴をあげそうなリアルな幼虫をかたどったチョコや和菓子がネットで話題を集めている。秋田県にある「小松屋本店」の“幼虫スイーツ”だ。
「数年前、横手市観光協会で幼虫展を行ったんです。その時に、お菓子を作って盛り上げられないか?と考えて幼虫チョコを作ったところ、人気になったため、商品化したんですよ」(小松屋本店・小松さん)。
インパクト大なその外見がネットで注目を集め、今では1日200〜300個が売れることも。ネットと店舗で販売しているが、店舗に訪れるのは年齢の若い人が多いという。
「見た目のリアルさを追求するために、手間をかけて形にこだわって作ってるんです。それが人気の理由のひとつかもしれません」(小松さん)。
カブトムシの幼虫をモチーフにした幼虫チョコを発売した後、青虫風の和菓子やチョウのチョコレートなど季節ごとに新商品を発表。今年の夏は、うようよとうごめくような“蜂の子”をモチーフにした「はちのこキャラメル」(350円/10個)を発売した。
「キャラメルブームなので、インパクトのある蜂の子風のキャラメルを作りました。付属の“はちみつポーション”に蜂の子キャラメルを刺せば、リアルな“蜂の巣感”を楽しむことができますよ」(小松さん)。
まだ発売して1か月半ほどだが、売れ行きはなかなか好調だそう。秋にはナムコ・ナンジャタウンで蜂の子の和菓子がのった「はちのこパンプリン」も発売予定だ。
プレゼントにも人気なリアルな“幼虫スイーツ”、くれぐれも、虫が嫌いな女の子にプレゼントして嫌わないように注意して。【東京ウォーカー】