ピザ界のグルメキングが「ソイピザ」の魅力に迫る

東京ウォーカー(全国版)

サクっとした生地に、トロ~リ溶けるチーズがたまらないピザ。本場イタリア式や米国発のカスタマイズピザなど、多様なスタイルがあるが、最近話題なのが「ソイピザ」。最大の特徴は、チーズのような豆乳クリームを使うことだ。野菜などの食材がおいしく感じられるらしいが、どれほどなのだろうか。そこで今回、食通集団「食べあるキング」のピッツァ担当Jaffa氏が、ソイピザを提供する人気店を取材。全3種を試食し、噂の真相を明らかにしていく。

シーザーサラダ風ソイチーズのピッツァ(1900円)●アルフォルノ(渋谷区/渋谷駅)


シーザーサラダと生地の相性抜群、シーザーサラダ風ソイチーズのピッツァ(1900円)


ナポリ風より軽めに仕上げたサクサクの生地に、ロメインレタスやベーコンといったシーザーサラダの具が満載。モッツァレラチーズのほかにチーズのような豆乳クリームをのせ、上からかけるドレッシングにも同豆乳クリームが入っている。

「サクサクとした生地がクルトンのようで、サラダ主体のピッツァの完成度を高めていますね。モッツァレラチーズとパルメザンチーズにチーズのような豆乳クリームが加わることで、さらなるコク深さが演出され満足度も充分。サラダ感覚で食べられるピッツァは珍しいと思います」(Jaffa)。

ホワイトマッシュルームとルッコラの豆乳ジェノベーゼ(1200円)●ピンサデローマ(渋谷区/明治神宮前(原宿)駅)


キノコ、ドライトマト、ルッコラなどの具合がヘルシーな味わい、ホワイトマッシュルームとルッコラの豆乳ジェノベーゼ(1200円)


チーズのような豆乳クリームに自家製ジェノベーゼを混ぜ、モッツァレラチーズなどと一緒に生地にのせて焼いたピンサ。キノコの旨味、ドライトマトの酸味、ルッコラの清涼感が好バランスに仕上がっている。

「思った以上に口当たりはさっくりで、中はふんわりという驚きの食感!このライトな生地にのる野菜もたっぷりでヘルシーですが、まろやかなチーズのような豆乳クリームが濃厚な旨味を絶妙に演出。ランチに食べても重たくなく、女性を中心に人気なのが納得のピンサです」(Jaffa)。

豆乳のモッツァレラとクリームチーズを使った仙台みそのピッツァ(1500円)●ピッツェリアバッコ(品川区/大井町駅)


仙台味噌と九条ネギで“和”な味わい、豆乳のモッツァレラとクリームチーズを使った仙台みそのピッツァ(1500円)


モッツァレラ風とクリームチーズ風、チーズのような豆乳クリームを2種使用した優しい味。仙台味噌にオレンジジュースなどを加え甘めに調合したソースが、九条ネギ、パルマ産生ハム、ミニトマトと相まって、コクはあるがさっぱりとした仕上がり。

「サクっとした食感はローマ風のピザならでは。これは生地が薄く延ばされているからなのですが、そのぶん具やソースもダイレクトに感じられますね。コクがあるチーズのような豆乳クリームが使われていて、甘めで濃厚な味噌ソースと相性抜群!ニンニクも効いており、お酒に合いそう」(Jaffa)。

ツウも絶賛する話題の「ソイピザ」。チーズのような豆乳クリームを使用したこだわりのピザの数々、ぜひ一度味わってみては。【Walkerplus編集部】

編集部

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