大磯海岸で大盛り上がり!子どもたちが地引網体験

東京ウォーカー(全国版)

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神奈川県・大磯海岸にて10月24日(土)、親子で地引網漁を体験するイベントが開催された。イベントには募集の4倍の申し込みがあり、抽選で選ばれた約100人の親子が参加。現地は大盛り上がりだった。

神奈川県・大磯海岸にて親子で地引網漁を体験するイベントが開催された


今回、釣り教室を開催したのは、グローブライドがCSR活動の一環で行っているクラブ「DAIWA YOUNG FISHING CLUB(以下、D.Y.F.C)」。同団体は「釣り体験だけでなく、釣りを通して自然の豊かさやいのちの大切さなども学んでもらいたい」と、主に子どもたちを対象に活動している。

地引網漁のイベントは朝8時半にスタート!最初にスタッフが一日の流れを説明する。「まず、船から網を出して地引網をする準備をします。そして今回のイベントには、これだけの人が集まりましたので網は人力で引き、そのあとで取れた魚を参加者の皆さんと分けていきます。自然が相手なのでその量は取れ高しだいとなってしまいますが、ケンカのないように仲良く分けられればと思っています」。

網が沖に設置されると、さっそく皆で網に付いているロープを引いていく。「ロープを引いて、一番後ろまで行った人はまた前まで走ってロープを引いてください。後ろから前へグルグル回るような形で、協力して網を引いていってくださいね」とスタッフ。2グループに分かれた参加者らは右左に分かれ、力を合わせて懸命に網を引いていく。「頑張れ~!」といった親たちの声や、「よいしょ~!」という子どもたちの声が響く。

【写真を見る】網から取れた魚を持ってピース!


東京・練馬からやってきたという4人家族に話を聞いてみると、「お兄ちゃんは釣りは好きなんですけど、地引網は初めてで」とお母さん。この男の子の参加者は「今日はドキドキ、ワクワクする。魚は取るのも食べるのも大好き!」と話していた。埼玉県から約2時間かけてやってきたという家族にも話を聞いてみると、「楽しかった!イトヒキアジとか触ったよ。ツルツルしてた」と満面の笑み。参加者らは、ウルメイワシやシラスなど、取れた魚を分け合って嬉しそうな様子だった。

地引網イベントの後半には海岸清掃も


またこの日は、地引網が終わった後に参加者全員で海岸清掃を行った。スタッフいわく「魚たちが住む海を守ることの大切さを、この浜を掃除することで分かってほしい。家に帰ったらぜひ、海と浜の関係性を親御さんと共に話していただければなと思い、この海岸清掃の時間を設けました」。

「今回参加したような小学校低学年くらい子どもでも、魚を取りたい、触りたいという子はたくさんいます。ですので、生きた魚を目の当たりにしてほしいという思いで、地引網漁のイベントを開催しました。そして、イベント後半で設けた海岸清掃は、“目の前にいる魚が棲家を失う怖さ”というのを理解してほしかったので実施しました。こういうことを重ねていくと、もっと魚や釣りにも興味を持っていただけると思いますし、その先にある自然にも目を向けていってくれるのではないかと考えています。もっと地球の問題にも目を向けてもらえるように、こうしたイベントを続けていきたいです」と、D.Y.F.Cスタッフはその熱い思いを語ってくれた。なお、同様の地引網漁イベントは来年以降も定例で年間数回ずつ開催していきたいとのことだ。【ウォーカープラス編集部】

編集部

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