スーパーフォーミュラ最終戦は、イベント広場もシーズン一番の盛り上がり!

関西ウォーカー

10月29日と30日の2日間、三重県・鈴鹿サーキットで行われた2016年のスーパーフォーミュラ最終戦「JAF鈴鹿グランプリ」はレースだけでなくイベント広場もシーズン一番の盛り上がりを見せた。

聞きどころ満載のステージイベント


関口選手、バンドーン選手を迎えてのトークショー(写真左・水村リア、写真右・ピエール北川)


スーパーフォーミュラ恒例のオフィシャルステージでは、今シーズンを締めくくるにふさわしいゲストによるトークショーが数多く開催された。

その中でもドライバートークショーには、最終戦をシリーズランキング最高位で迎えた関口雄飛選手(伊藤忠エネクス チーム インパル)と、来季F1チーム「マクラーレン・ホンダ」の参戦が決定しているストフェル・バンドーン選手(ドコモ チーム ダンデライアン レーシング)が登壇。「正直、こう見えてもとても緊張しています!」と、シリーズチャンピオンに向けての強い意気込みを見せた関口選手。バンドーン選手は「最後のスーパーフォーミュラSUPER FORMULAレース、今週末は最後まで楽しんで走りたい」とリラックスした表情で語った。スーパーフォーミュラに今シーズンから初参戦しながらも、優勝・表彰台とルーキーらしからぬ活躍を見せた両選手の対照的なコメントに観客は聞き入り、予選に向けてエールを送った。

前戦にあたる9月に行われたスポーツランドSUGO戦にて、初めての開催ながら大いに盛り上がりを見せた「SUPER FORMULA女子会トークショー」が 最終戦でも開催。オフィシャルステージMCの水村リアとナビゲーターの春那美希が、女性ならではのスーパーフォーミュラの楽しみ方を語った。今シーズン通して女性の観客が多く見られるようになったスーパーフォーミュラ。サーキット観戦の服装や食の楽しみ方など、女性ならではのサーキットの楽しみ方などで盛り上がった。「モータースポーツは男性の物を思われがちだけれども、女性が楽しめるポイントやイベントをもっと増やしていきたい。そして、これからも女性ならではのモータースポーツの楽しみ方を伝えていけたら嬉しい」と、スーパーフォーミュラを代表する女性2人の話にうなずく男性の観客の姿も見られた。

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エンジニアが実際の車両を用いて解説


TOYOTA Gazoo RacingによるSFマシン乗車体験と解体ショーも開催。マシンのプロフェッショナルであるメカニックによる解説と共に、目の前で行われるレーシングマシンの解体作業に大勢のファンが夢中に。その他、TOYOTA Toyotaドライバーによるトークショー、AKB Team8によるライブなども開催された。イベント広場には、モータースポーツファンは勿論のこと、家族で楽しまれる姿も目立ち、レース終了後も大いに賑わいを見せていた。

レースは難しくてよくわからない、と敬遠される方でも、数多くのコンテンツが用意され楽しめるスーパーフォーミュラ。ぜひ来年、サーキットに足を運んでみてはいかがだろうか。【東京ウォーカー】

クリタタカシ

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