サイクリングに最適!日比谷の地下で身も心も車もリフレッシュ

東京ウォーカー

趣味として自転車で散歩を楽しむ「ポタリング」の流行や、運動不足解消やダイエットに「自転車」を使う人が年々増えている。中には、時間を有効に使おうと自転車通勤を実施する人も。特に自転車通勤は、忙しくスポーツジムなどに通う時間が取れない人にとってみれば、通勤時間を運動に充てられる上に、満員電車に揺られることもないので、無駄なストレスをため込むどころか、特に今の時期、秋空の下の運動は、身も心もリフレッシュするのに最適だ。

皇居を見ながらサイクリングしてみてはいかが


しかし、自転車利用で困るのは駐輪場施設。特にロードバイクをはじめとする本格的な自転車の場合、盗難のことを考えると路上や一般的な駐輪場は置きづらく、自転車通勤をしたくても、会社側に駐輪施設を用意していない場合がほとんど。さらに快適なサイクリングをサポートする専用靴やウェア、ヘルメットなどを使用した場合、そのままの格好で仕事はできないから、当然、着替えをはじめとした荷物が必要になるし、何より汗の匂いが残るまま仕事をするというのも気がひける。

日比谷公園の地下は、車だけでなく自転車も止めることができる!?


ここ数年、都心部では、そのような悩みを解消する荷物を置けるロッカーと、運動でかいた汗を流せるシャワーが設置された駐輪場「バイクステーション」が増加中だ。中でも最大規模を誇るのが、日比谷公園の地下にあるバイクステーション「HIBIYA RIDE」だ。

日比谷の地下にある都内最大級のバイクステーション


【写真を見る】地下にあるとは思えない!?サイクリストを迎えるウッディで明るいエントランス


「HIBIYA RIDE」は、地下2階建ての日比谷駐車場の地下1階部分にあり、清潔感あふれるウッディなエントランスがサイクリストを迎えてくれる。明るい店内には、117台分のバイクラックのほか、シャワーとロッカールームを含めた更衣室、さらにウェアの乾燥施設までが用意され、まさに至れりつくせりだ。

写真手前に契約者用の縦置き型のバイクラック、奥に二段式バイクラックを用意する


利用料金は、バイクラック、シャワー、更衣室の利用が1日1,500円。専用のバイクラックやロッカーが使える月額契約も用意されている。さらに日比谷という土地柄、ビジネスマンが利用しやすいよう、平日は朝6時30分から夜11時まで営業するのも嬉しい。自転車とウェアを置き、シャワーで汗を流し、専用ロッカーに預けた自分のスーツ等に着替えて出社、というニーズに適している。また、地下鉄日比谷駅の出入口から近いので、会社がHIBIYA RIDEから少し離れていても利用する価値はありそうだ。

もちろん、レジャーやポタリングにも最適。特に日曜などは皇居周辺の内掘通りが通行止めし、サイクリングロードとして開放されている。気持ちよく皇居の景色を見ながら走った後は、シャワーを浴び、着替えてランチに向かったり、日比谷公園でのんびりしたり。そしてまた自転車で家に帰る、ということもできる。

自転車を使って都内を巡りたいけれど家から遠い、という場合も、HIBIYA RIDEならば、日比谷駐車場に直結しているため、車で自転車を運び入れる、ということも可能。まさに至れりつくせりのHIBIYA RIDEは、サイクリストにとって、都会のオアシスといえる施設ではないだろうか。

駐車だけでなく洗車も!


さて、このHIBIYA RIDEのある日比谷駐車場。自動車や自転車の駐車施設だけに留まらない。なんと駐車料金だけで利用できる洗車場も用意されているのだ。

地下2階の奥に用意されている洗車スペース


洗車施設はB1とB2の2箇所にあり、いずれも駐車料金のみで水が使い放題!

シャワーヘッドのついたホースが2本、バケツ1個、そして屋根の洗車に便利なビールケースの足場が常設


シャンプーやワックスをはじめとするグッズの用意や販売はないものの、バケツや足場も用意されているので、自宅から洗車用品を持ち込めば、24時間いつでも洗車ができる。しかも屋内であるため、夏の暑さや冬の寒さから逃れて洗車できるのも嬉しい。

自宅からカーシャンプー等の洗車用品を持ち込めば、駐車料金のみで、このような本格的な洗車が可能だ


例えば休日、車で日比谷駐車場に行き、日中はHIBIYA RIDEに預けた自転車で都内散策。戻ってシャワーを浴びて体を綺麗にしたら、今度は車を洗ってから帰宅、ということも。ちなみに自転車の洗車はNGとのことだ。

日比谷公園の地下にある、心身のリフレッシュだけでなく、車も綺麗になるこれらの施設。一度利用してみてはいかがだろうか【ウォーカープラス編集部】

クリタタカシ

注目情報