北海道で焼肉といえば、やっぱりジンギスカンが思い浮かびますよね? 地元民もジンギスカンは大好物なんですけど、もちろんジンギスカン以外も食べてます! そして、ホルモンやカルビが美味しいお店もたっくさんあるんですよ。肉食系女子&男子の皆さまはじめ、「ちょっとジンギスカンは苦手…」という方でも怯まず行ける、札幌中心部の絶品焼き肉店を紹介します!
【元祖ホルモン焼き 京城屋(けいじょうや)】
札幌のホルモン焼き店の中ではかなり古い1950(昭和25)年創業の老舗店。創業当時は今のように内臓類のメニューが細分化されておらず、内臓を分類せずに詰めた「一斗缶」で仕入れ、すべて「ホルモン」の名で売り出していたそう。また、「カルビ」という呼び名も浸透しておらず「バラ肉」と呼ばれていて、その頃の名残が「ホルモン・バラ焼の店」と書かれたのれんに留まっています。
さて、そんなお店の創業以来の看板メニューは…
ホルモン370円! 秘伝のレシピで作られたタレに付けて味わいます。そしてこちらもオススメ。
サガリ690円。肉厚なのに柔らかで、これを目当てに訪れるお客さんもいるほどの人気メニューです。
店内のようすはこんな感じ。七輪を置くためのくぼみがある、年代物のカウンターテーブルがなんとも味わい深いですねぇ。お店はススキノのちょっと裏路地にあるので、ぜひ探して行ってみてくださいね!
■住所:札幌市中央区南4西1 ■電話:011・231・3605■営業時間:17:00~23:00(LO22:30) ■休み:月曜、年末年始 ■席数:37席
【炭火焼肉・ピョンヤン冷麺 三千里】
お次はココ。1951(昭和26)年創業という、こちらも老舗の名店です。創業以来大切にしているのは、「お客様に品質のよいものを食べてほしい」という一途な心意気。牛肉はA5ランクのものを使用。特にじっくりと熟成したカルビやロースには熱狂的なファンも多いんです。看板メニューのピョンヤン冷麺は、注文を受けてから麺を打つというこだわりのひと品。
さて、ほかのオススメメニューは…
上ロース1500円と、イベリコ豚のリブフィンガー(中落ち)650円。どちらも余分な脂身がなく、意外とあっさりしています。
牛スジと丸鶏から取ったスープにウマ辛な味噌ダレを合わせ、たっぷりの具材を煮込んだキムチチゲ1100円。寒い季節にはぴったりです!
ちなみに、各テーブルには吸煙装置が付いており、煙や匂いも気にせず楽しめるのはうれしいですね
■住所:札幌市中央区南4西1 ■電話:011・251・7641 ■営業時間:17:00~24:00 ■休み:月曜(祝日の場合は営業、年末年始は要確認 ■席数:88席
【焼肉亭サム】
3店目はココ、大通の狸小路商店街の中にあります。創業時はジンギスカンがメインだったそうですが、現在は同じくらいホルモンが人気なんです! サガリやレバー、赤セン(牛の第4胃袋)などホルモンの種類は10種類以上。一度の来店でいろんな種類が楽しめるようハーフサイズの注文も可能なのはうれしいですねぇ。
そんなホルモンの中で一番人気があるのはこちら! 牛の大腸であるシマ腸702円。コリコリと、トロトロ、2つの食感が同時に楽しめる一品です。
ホルモンと一緒にジンギスカンも食べたい! という方はジンギスカン756円もぜひ味わってみてください。肉厚でもっちりとした食感。脂ののったラムを厳選して使用しています。
店内にはカウンター席もあるので一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気がいいですね。
■住所:札幌市中央区南3西6 狸小路6丁目■電話:011・231・2929■時間:17:00~22:00(LO)■休み:月曜■席数:19席