11月11日(金)から23日(祝)まで東海市芸術劇場にて、木梨憲武の世界観を満喫できる「木梨憲武フェアリーズ@名古屋」が開催される。これは、木梨憲武が物語と作画を手掛け、9月に発売されたミニサイズ絵本「TEHON」(800円)のリリース記念イベントでもある。
絵本の主人公として登場する妖精・コッカは、同イベントでも主役。コッカは、木梨憲武の妻・安田成美が幼い時見ていたという妖精をモデルに木梨がキャラクター化したもので、もとは舞台で多忙だった安田成美へ、木梨が毎日のようにコッカのイラストとコメントを書いて渡していたのがはじまりだ。
会場には、そんな愛にあふれるコメントやイラストの原画が多数展示されており、そのコメントににじみ出る木梨憲武の人柄はもちろん、しっかりと絆で結ばれた二人の様子も垣間見ることができる。
また、段ボールや空き箱で作った自分だけの妖精(フェアリーズ)がズラリと並ぶ。
これは、“あなたの近くにもきっといる”をコンセプトに木梨が製作したもののほか、彼がプロデュースしたワークショップで作られたものも含まれており、その数は優に300点以上に及ぶ。
細かい部分にまでこだわって作られた、十人十色のフェアリーズにぜひ注目しよう。
ほかにも、チケットに付いてくるシールを自分の感性で色付けをして壁に貼り付けるエリア「コッカシールを貼ってコッカタウンを完成させよう!」や、コッカの口に手を入れて、菓子をみやげにもらえちゃうコーナーもあるなど盛りだくさん!
会場内には、木梨憲武が真似た“ペレ”のサインも点在しているので、こちらも探してみよう!
チケットは前売り券大人800円、子供400円。ローソンチケットで販売中だ。なお、すべてのチケットに木梨憲武デザインROOTOTE製トートバッグとコッカステッカーが付く。
同イベントはメイン会場以外に、メ~テレ本社のメ~テレ会場、サテライト会場のセントラルパーク パークスクエアでも企画を展開。
11月12日(土)・13日(日)、19日(土)、20日(日)、23日(祝)の5日間は、東京開催時に代官山会場で人気を博したダンボールフェアリーズのワークショップ(無料、持ち物不要)をメ~テレ本社で実施。メ~テレアナウンサーたちが作ったダンボールフェアリーズも展示されている。一方、セントラルパーク パークスクエアでは、11月23日(祝)まで熊本への応援メッセージを書き込む巨大なボードが設置されている。そのほか、各会場にスタンプが設置されたスタンプラリー企画も。2つ以上のスタンプを押してメイン会場の受付に持っていくと、ステキなプレゼントがもらえるぞ。
子供はもちろん、大人も童心に返って楽しめる企画が満載の同イベントで、木梨ワールドをたっぷり体感しよう!【東海ウォーカー/奥村沙枝奈】
奥村沙枝奈